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米軍がキス訓練に予算7600万円 入隊して恋愛の達人に!?

2018年5月8日(火)18時15分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

慣例を捨てた新しいトレーニングが必要

米軍内での性的暴行や嫌がらせに関する報道は後を絶たない。4月30日に国防総省が発表した資料によると、2016年末~2017年末に米軍内で報告された性的暴行の件数は前年比10%増の6769件にのぼった。同省は、被害者が報告しやすい環境づくりが進んでいることが要因とみているが、氷山の一角の可能性もある。

今回のワークショップは、4月の「性行為啓発月間」にあわせたトレーニングの一環で、性的暴行や嫌がらせの防止を呼び掛けた。

国防総省は、あくまでもこのワークショップはスライドを用いた講義形式だとしている。しかし、サミュエル軍曹の考えは違う。これからのトレーニングは兵士との双方向型のコミュニケーションを大切にしたいと考えている。「慣例を打ち破りたい」と熱い思いが込められた「キス・トレーニング」で、果たしてどんな効果がみられるのか。来年の国防総省の発表に要注目だ。

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