最新記事

アメリカ政治

ポストトランプ? ヘイリー米国連大使、大統領との関係「申し分ない」と強調

2018年4月19日(木)12時30分

4月18日、米国のヘイリー国連大使(写真中央)は、トランプ大統領との関係は「申し分ない」と強調し、自身とペンス副大統領が手を結んで2020年の大統領選でトランプ氏の対立候補になるとの観測を否定した。写真はニューヨークで撮影(2018年 ロイター/Shannon Stapleton)

米国のヘイリー国連大使は18日、トランプ大統領との関係は「申し分ない」と強調し、自身とペンス副大統領が手を結んで2020年の大統領選でトランプ氏の対立候補になるとの観測を否定した。

ヘイリー氏は15日、シリアのアサド大統領を引き続き支援しているロシアに対し、新たな制裁を準備していると明らかにしていたが、政府高官は翌日、追加制裁を見送ることを決定したと表明。

この件でカドロー米国家経済会議(NEC)委員長がヘイリー氏は混乱していたかもしれないとコメントしたのに対し、ヘイリー氏は「わたしが混乱することはない」と反論していた。カドロー氏は発言について謝罪したと明かしている。

一方、ニューヨーク・タイムズ紙は17日、ヘイリー、ペンス両氏が正副大統領候補として20年大統領選に出馬する可能性についてホワイトハウスに近い共和党員らがうわさしていると報じた。

トランプ氏は次期大統領選で再選を目指す意向を既に表明している。

ヘイリー氏は、自身とペンス氏が立候補する可能性についてトランプ大統領は心配したほうがいいかとの質問に対し、首を横に振り「ノー」と答えた。

[国連 18日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2018トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

ニューズウィーク日本版 関税の歴史学
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年5月27日号(5月20日発売)は「関税の歴史学」特集。アメリカ史が語る「関税と恐慌」の連鎖反応――歴史の教訓にトランプと世界が学ぶとき

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

パキスタンと中国、貿易・投資拡大で合意 緊密な意思

ワールド

トランプ氏、「ゴールデン・ドーム」の詳細発表 費用

ワールド

訪米中のベトナム商工相、ロッキードやスペースXと協

ワールド

米司法省、クオモ前NY州知事を捜査か 市長選の有力
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:関税の歴史学
特集:関税の歴史学
2025年5月27日号(5/20発売)

アメリカ史が語る「関税と恐慌」の連鎖反応。歴史の教訓にトランプと世界が学ぶとき

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 2
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界の生産量の70%以上を占める国はどこ?
  • 3
    コストコが「あの商品」に販売制限...消費者が殺到した理由とは?
  • 4
    【クイズ】世界で1番「太陽光発電」を導入している国…
  • 5
    「空腹」こそが「未来の医療」になる時代へ...「ファ…
  • 6
    人間に近い汎用人工知能(AGI)で中国は米国を既に抜…
  • 7
    中ロが触手を伸ばす米領アリューシャン列島で「次の…
  • 8
    【裏切りの結婚式前夜】ハワイにひとりで飛んだ花嫁.…
  • 9
    トランプは日本を簡単な交渉相手だと思っているが...…
  • 10
    小売最大手ウォルマートの「関税値上げ」表明にトラ…
  • 1
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 2
    日本はもう「ゼロパンダ」でいいんじゃない? 和歌山、上野...中国返還のその先
  • 3
    ワニの囲いに侵入した男性...「猛攻」を受け「絶叫」する映像が拡散
  • 4
    中ロが触手を伸ばす米領アリューシャン列島で「次の…
  • 5
    コストコが「あの商品」に販売制限...消費者が殺到し…
  • 6
    【クイズ】世界で1番「太陽光発電」を導入している国…
  • 7
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
  • 8
    「運動音痴の夫」を笑う面白動画のはずが...映像内に…
  • 9
    ヤクザ専門ライターが50代でピアノを始めた結果...習…
  • 10
    トランプ「薬価引き下げ」大統領令でも、なぜか製薬…
  • 1
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    日本はもう「ゼロパンダ」でいいんじゃない? 和歌山…
  • 5
    脂肪は自宅で燃やせる...理学療法士が勧める「3つの…
  • 6
    「2025年7月5日に隕石落下で大災害」は本当にあり得…
  • 7
    【クイズ】世界で2番目に「軍事費」が高い国は?...1…
  • 8
    部下に助言した時、返事が「分かりました」なら失敗…
  • 9
    5月の満月が「フラワームーン」と呼ばれる理由とは?
  • 10
    ワニの囲いに侵入した男性...「猛攻」を受け「絶叫」…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中