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東京マラソンも「笑顔」で! ランニングのパフォーマンスを上げるコツ

2018年2月23日(金)17時00分
松丸さとみ

2.8%や2.2%と数字だけ見るとあまり違いはないと思ってしまうところだが、「ザ・カンバセーション」の記事よると、「レースの状況下ではパフォーマンスに意義ある向上」をもたらすほどの違いだという。

また、選手たちは、しかめ面をして走った時は他の走りと比べ「より努力している」という気になったと報告している。つまりしかめ面をして走ると、力が入ってしまい走るのがつらいと感じてしまう可能性をザ・カンバセーションの記事は指摘している。

では、どれだけ笑顔でいればいいのだろうか? 研究チームは記事の中で、この質問に答えるにはさらなる研究が必要、としながら、「走っている間、自分の顔の表情にも少し注意しながら、できるだけ笑顔を作るように心がけるのがお勧め」と回答している。

ランニング競技は、フルマラソンでなくとも長く感じるものだ。フルマラソンとなると、実際にとても長い。その間ずっと笑顔で、というのも逆につらいと思われるが、時折自分の顔がどんな表情をしているかを気にしながら、つらさで眉間にシワが入っていることに気づいたら、笑顔になるように努めてみよう。

幸運にも、東京マラソンなど大きな大会では、沿道でたくさんの人たちが笑顔で応援している。その人たちに笑顔を返してみるか、楽しい仮装をしているランナーを見つけてみるのもいいかもしれない。

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