最新記事

グルメ

銀座で福岡直送の魚介と土鍋ご飯を。

みくり/銀座一丁目/日本料理

2016年12月8日(木)12時00分
※madame FIGARO.jpより転載

写真の料理はすべて、9品ほどを供する¥14,040のコースから。「松茸と甘鯛のお椀」

 話題店ひしめく美食エリア銀座に、この6月、人知れずのれんを掲げた割烹、みくり。割烹から高級海鮮居酒屋まで幅広いジャンルの和食店で修業を積んだ栗原大輔さんが、満を持して始めた小さな日本料理店だ。先付け2〜3品からスタートするおまかせコースは、玄界灘で穫れた甘鯛や対馬のアナゴなど、福岡直送の魚介をふんだんに用いたバラエティ豊かな内容。

 クライマックスは何といっても旬の味覚を炊き込んだ締めの土鍋ご飯。蓋を開けた瞬間に香りが広がる臨場感は、まさにかぶりつきのカウンター席ならではだ。「できる限り、できたてのおいしさを届けたい」と考える主人の心ばえが伝わる、ひと皿ひと皿をぜひ。

03-tokyogourmande-161007.jpg さっぱりとした「水ナスとカマスの締めもの土佐酢ゼリーがけ」。

04-tokyogourmande-161007.jpg 締めの「ノドグロと野生エノキと新ギンナンの炊き込みご飯」。ほかに¥10,800のコースも用意する。サービス料がないのもうれしい。

01-tokyogourmande-161007.jpg こぢんまりとしていながらも席はゆったり。

(参考記事)代々木上原で、中国各地のレアな郷土料理をじっくり堪能。
(参考記事)浜松発。ピュアなウナギの味とタレにぞっこん。

〜memo〜
 半個室もあるので会食シーンでも活躍しそう。1〜2人なら、主人が目の前で料理を仕上げる様子やできたてならではの風味を身近に感じることができる、かぶりつき状態のカウンター席がおすすめ!


みくり
東京都中央区銀座1-27-11 銀座葵ビルB1F
Tel.03-6264-4489
営)18時〜22時L.O.
不定休
予算:¥15,000〜
座席数:カウンター6席、4人用半個室1室
http://mikuri-ginza.jp
*「フィガロジャポン」2016年10月号より抜粋

texte : KEIKO MORIWAKI, photos : YU NAKANIWA

※当記事は「madame FIGARO.jp」からの転載記事です。

Figarojp_logo200.jpg

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

石破首相「双方の利益になるよう最大限努力」、G7で

ワールド

米中貿易枠組み合意、軍事用レアアース問題が未解決=

ワールド

独仏英、イランに核開発巡る協議を提案 中東の緊張緩

ワールド

イスラエルとイランの応酬続く、トランプ氏「紛争終結
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:非婚化する世界
特集:非婚化する世界
2025年6月17日号(6/10発売)

非婚化・少子化の波がアメリカもヨーロッパも襲う。世界の経済や社会福祉、医療はどうなる?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「タンパク質」より「食物繊維」がなぜ重要なのか?...「がん」「栄養」との関係性を管理栄養士が語る
  • 2
    ブラッド・ピット新髪型を「かわいい」「史上最高にかっこいい」とネット絶賛 どんなヘアスタイルに?
  • 3
    「サイドミラー1つ作れない」レアアース危機・第3波でパニック...中国の輸出規制が直撃する「グローバル自動車産業」
  • 4
    サイコパスの顔ほど「魅力的に見える」?...騙されず…
  • 5
    林原めぐみのブログが「排外主義」と言われてしまう…
  • 6
    メーガン妃とキャサリン妃は「2人で泣き崩れていた」…
  • 7
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 8
    さらばグレタよ...ガザ支援船の活動家、ガザに辿り着…
  • 9
    ハルキウに「ドローン」「ミサイル」「爆弾」の一斉…
  • 10
    若者に大不評の「あの絵文字」...30代以上にはお馴染…
  • 1
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の瞬間...「信じられない行動」にネット驚愕
  • 2
    大阪万博は特に外国人の評判が最悪...「デジタル化未満」の残念ジャパンの見本市だ
  • 3
    「セレブのショーはもう終わり」...環境活動家グレタらが乗ったガザ支援船をイスラエルが拿捕
  • 4
    「サイドミラー1つ作れない」レアアース危機・第3波で…
  • 5
    ブラッド・ピット新髪型を「かわいい」「史上最高に…
  • 6
    ファスティングをすると、なぜ空腹を感じなくなるの…
  • 7
    今こそ「古典的な」ディズニープリンセスに戻るべき…
  • 8
    アメリカは革命前夜の臨界状態、余剰になった高学歴…
  • 9
    右肩の痛みが告げた「ステージ4」からの生還...「生…
  • 10
    脳も体も若返る! 医師が教える「老後を元気に生きる…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 3
    日本はもう「ゼロパンダ」でいいんじゃない? 和歌山、上野...中国返還のその先
  • 4
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊…
  • 5
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 6
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 7
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 8
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシ…
  • 9
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドロ…
  • 10
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中