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米大統領選

トランプの新たな個人攻撃、「ヒラリーは夫の不倫相手の人生を破壊した」

2016年5月9日(月)16時00分
ミシェル・ゴーマン

 それでいてトランプは「自分ほど女性を敬う男はいない」と自画自賛し、「たぶんこの国の政治の歴史上でもビル・クリントンほど女癖が悪い奴はいない」と言う。

 一週間前トランプは、ヒラリーが支持集めに「女性カード」を使っていると批判した。もし女性でなければ、5%の支持も得られないだろう、と。ヒラリーも反撃に転じ、CNNでトランプの女性蔑視を批判すると同時に、アメリカはトランプのような危険人物を大統領にするようなリスクを冒せないと言った。

 ユージーンの演説では、トランプはヒラリー・クリントンの副大統領候補として名前が挙がっているエリザベス・ウォーレン上院議員も標的になった。「ヒラリーはのろまなウォーレンと組むがいいさ。打ち負かすのが楽しみだ」

 ウォーレンはいつもの通り、ツイッターでトランプ批判を展開。「のろま」などという言葉使い自体が「弱い」と切って捨てた。

 

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