最新記事

トレンド[PR]

ランドセルが海外セレブのファッションアイテムに!
今年海外でブレイクした日本発の最新トレンドとは

PR

2015年11月30日(月)17時30分

rakuten-kendama02.jpg

けん玉はアメリカではストリートカルチャーとして普及している KENDAMA USA-YOUTUBE


 興味深いのは、アメリカではストリートカルチャーとして人気が広まったこと。BMX(バイシクルモトクロス)やスケートボードでトリック(技)を決めることをメイクというが、けん玉でもこのスタイルが共有されている。ストリートカルチャーの本場アメリカで、「KENDAMA」は新たな命を吹き込まれた。楽天市場でも、ストリート系のアパレル商品等を取り扱う店舗が、「エクストリームけんだま」を販売している。

リアルな消費動向が浮き彫りになる楽天市場の番付

 ランドセルやけん玉は、「世界にうけるメイドインジャパン」として、11月26日発表の『楽天市場2015年ヒット商品番付』に期待株としてピックアップされた。楽天市場の広報担当によると、けん玉同様、ランドセルについても、海外からの注文があるそうだ。2億点以上の商品が取り扱われている楽天市場で、今年よく売れた商品や人気が急上昇した商品などを番付表としてまとめたものだ。

 番付の今年の横綱に選ばれたのは、東は『「ボタニカル」ブーム』、西は『コダワリ系油ブーム』。前者は、もともとは健康や美容への意識の高い層が植物由来成分を使用したコスメを愛用していたことから注目され、ヘアケアやファッションなど幅広いアイテムへと人気が広がった。後者は、健康志向の高まりを受けて、こだわりのある植物性油が注目された。特にハリウッドセレブやファッションモデルに愛用者が多いココナッツオイルは、食用だけでなくボディケアやヘアケアにも使えるため大ヒット商品となった。

 全体的に美容や健康に関するものが番付を賑わしているが、全国のご当地商品を扱っている楽天市場らしいものとして、『ふるさと納税』や『クラフトビール』が上位に入っている。また、フラッシュ脱毛器やストレートヘアアイロン、チアシード、フライパンといった、本来女性層向けの商品が10代男性に支持される『10代男子の美意識女子化』もランクイン。こうした日本独自かつネットならではの消費動向が見られるのも興味深い。メディアが発信するトレンド情報とは一味違う楽天市場の番付には、リアルな世相が反映されている。

≪「楽天市場2015年 ヒット商品番付」リンク≫
PC版はこちら
スマホ版はこちら

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米石油・ガス掘削リグ稼働数、22年1月以来の低水準

ワールド

アングル:コロナの次は熱波、比で再びオンライン授業

ワールド

アングル:五輪前に取り締まり強化、人であふれかえる

ビジネス

訂正-米金利先物、9月利下げ確率約78%に上昇 雇
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受ける瞬間の映像...クラスター弾炸裂で「逃げ場なし」の恐怖

  • 2

    屋外に集合したロシア兵たちを「狙い撃ち」...HIMARS攻撃「直撃の瞬間」映像をウクライナ側が公開

  • 3

    サプリ常用は要注意、健康的な睡眠を助ける「就寝前の適切な習慣」とは?

  • 4

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国…

  • 5

    ウクライナ軍ブラッドレー歩兵戦闘車の強力な射撃を…

  • 6

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミ…

  • 7

    「TSMC創業者」モリス・チャンが、IBM工場の買収を視…

  • 8

    ロシア軍の拠点に、ウクライナ軍FPVドローンが突入..…

  • 9

    元ファーストレディの「知っている人」発言...メーガ…

  • 10

    「500万ドルの最新鋭レーダー」を爆破...劇的瞬間を…

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドローンを「空対空ミサイルで撃墜」の瞬間映像が拡散

  • 3

    どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる4択クイズ

  • 4

    AIパイロットvs人間パイロット...F-16戦闘機で行われ…

  • 5

    日本マンガ、なぜか北米で爆売れ中...背景に「コロナ…

  • 6

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士…

  • 7

    「2枚の衛星画像」が伝える、ドローン攻撃を受けたロ…

  • 8

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受…

  • 9

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国…

  • 10

    屋外に集合したロシア兵たちを「狙い撃ち」...HIMARS…

  • 1

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 2

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 3

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 4

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 5

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 6

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 7

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 8

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 9

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 10

    NASAが月面を横切るUFOのような写真を公開、その正体…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中