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脳科学で解き明かす「性欲」の謎

2012年2月13日(月)18時48分
ジェシカ・ベネット

男性と女性では異なるメカニズム

 下手な言い訳のように聞こえるかもしれないが、オーガスとガダムに言わせると、男性というのは女性の生体構造に目を向けるようにできているという。乳房、女同士のキス、女性のお尻が写ったニュース写真――どれを見たって、男は「その気」になれるものだ。

 それでも、男性の性行動は完全に予測できるわけでもない。世界で1番人気のアダルト動画サイト「ポルノハブ」で最も検索されている単語は、大方の予想する「ティーン」や「チアリーダー」ではない。なんと、「ママ」だった。

 ガダムによると、「その気」になるための男性の脳が単純なスイッチだとしたら、女性の脳は「F1戦闘機のコックピット」のようなもの。ワイヤーやボタン、信管が複雑に張り巡らされている。

 だから、男性がその気になるには美しい女性が1人いれば事足りるが、ほとんどの女性は単なるイケメンや割れた腹筋を見せられただけでは性欲に火がつかない。女性は、気分的にもその気にさせられないとダメなのだ(あるカード会社によれば、ポルノサイトのクレジットカードの支払いのうち、女性の名前は2%しかないらしいが、それも納得だ)。

「女性というのは、リラックスして安心できて、求められていると感じられる状況で、そのうえ身体的にもそそられないとダメなんだ」と、オーガスは言う。確かに、複雑だろう。それでも、魅力的なことに違いはない。

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