最新記事

映画

AI人形の「恐怖のダンス」とダークな笑いで、ちょっと可愛いサイコスリラー映画

A Welcome Dark Humor

2023年02月09日(木)19時13分
H・アラン・スコット(ライター、コメディアン)
アリソン・ウィリアムズ

「わくわくする」予告編の反響やネットの盛り上がりに手応えを感じているウィリアムズ GOTHAMーGC IMAGES/GETTY IMAGES

<『GIRLS/ガールズ』でハンナのルームメイトを演じたアリソン・ウィリアムズ。主演だけでなく製作陣としても関わる話題作『M3GAN/ミーガン』。ブラックユーモアの力、そして『GIRLS/ガールズ』の続編にも言及>

人形を好きな人もいれば、不気味だと思う人、無関心な人もいるだろう。アリソン・ウィリアムズは「とにかく大嫌いというわけでもない」から、子供の親友であるべき超リアルなロボット人形が、実は最凶の敵だったという映画の主役にぴったりだ。

M3GAN/ミーガン』(日本公開は6月9日)でウィリアムズが演じるジェマは、玩具会社で人間そっくりのAI人形M3GAN(ミーガン)を開発している。

姉夫婦が急死して姪を引き取ることになり、「とても人間的なことが身に降りかかって、どう対処していいか分からず、自分が最も得意で理解できるもの、つまりテクノロジーに頼る」ことにした。

サイコスリラーと呼ばれる怖い物語だが、「ほんの少しずれているところが面白い」と、ウィリアムズ。一方で、女性の描き方は理想的だと語る。「ジェマは全てを持っているけれど恋人はいない、なんていう話は出てこない」。ウィリアムズに本誌H・アラン・スコットが話を聞いた。

◇ ◇ ◇


――予告編の反響に驚いた?

わくわくした。ミーガンを世界に紹介して正しく理解してもらいたい。私たちは心からそう思っていた。でも、うまくいくかどうか分からない。だからみんながミームを作ったり、彼女のような格好をしたり、彼女のダンスに(映画とは)違う音楽を合わせたりし始めて、私たちが考えていた以上に素晴らしいことなんだ思った。

――とても面白いけれど、かなりダークな面白さでもある。

スリラーだけど、ちょうどいい感じに緊張がほぐれる瞬間に、ダークなユーモアが出てくる。予想もしないところで自然に歌が始まって、くすりと笑えたりする。こんな状況で歌うの? そんなばかばかしさ。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トランプ米大統領、代替関税率を10%から15%に引

ビジネス

エヌビディアやソフト大手の決算、AI相場の次の試金

ワールド

焦点:「氷雪経済」の成功例追え、中国がサービス投資

ワールド

焦点:米中間選挙へ、民主党がキリスト教保守層にもア
あわせて読みたい

RANKING

  • 1

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 2

    アジア系男性は「恋愛の序列の最下層」──リアルもオ…

  • 3

    アメリカ日本食ブームの立役者、ロッキー青木の財産…

  • 4

    24歳年上の富豪と結婚してメラニアが得たものと失っ…

  • 5

    「自由すぎる王族」レディ・アメリア・ウィンザーが「…

  • 1

    選手村のコンドーム配布 ユース五輪で配ると「本当…

  • 2

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 3

    完全コピーされた、キャサリン妃の「かなり挑発的な…

  • 4

    キャサリン妃とウィリアム皇太子の「ご友人」...ロー…

  • 5

    「自由すぎる王族」レディ・アメリア・ウィンザーが「…

  • 1

    残忍非道な児童虐待──「すべてを奪われた子供」ルイ1…

  • 2

    選手村のコンドーム配布 ユース五輪で配ると「本当…

  • 3

    完全コピーされた、キャサリン妃の「かなり挑発的な…

  • 4

    脳裏にこびりつく生々しい証言 少女を食い物にした…

  • 5

    ハリウッド大注目の映画監督「HIKARI」とは? 「アイ…

MAGAZINE

LATEST ISSUE

特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア

特集:ウクライナ戦争4年 苦境のロシア

2026年2月24日号(2/17発売)

帰還兵の暴力、ドローンの攻撃、止まらないインフレ。国民は疲弊しプーチンの足元も揺らぐ