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国連演説に人気番組出演! アメリカでBTS旋風が起こっているワケ

BANGTAN BOYS

2018年11月06日(火)18時30分
ニューズウィーク日本版編集部

『グッドモーニング・アメリカ』の司会マイケル・ストレイハン(左)、ロビン・ロバーツ(左から2人目)らと LORENZO BEVILAQUAーABC/GETTY IMAGES

<グラミー賞ノミネートも噂されるBTSの勢いは止まるところを知らない?>

韓国の人気ボーイズグループ、BTS(防弾少年団)がアメリカで旋風を巻き起こしている。

5月発売のアルバム『LOVE YOURSELF 轉〝Tear〟』、8月の『LOVE YOURSELF 結〝Answer〟』が共に米ビルボード・アルバムチャートで初登場1位を達成。ラッパーのニッキー・ミナージュと組んだ「IDOL」特別版のミュージックビデオは、YouTube公開後24時間の再生回数でテイラー・スウィフトの記録を破った。

グラミー賞にノミネートか?と期待も高まるなか、ワールドツアーの北米日程の合間に当たる9月24日には、ニューヨークの国連総会で開催されたユニセフ(国連児童基金)の会合で演説した。

【参考記事】ヒット曲を作り出す方程式

いつもと雰囲気の違う黒いスーツに身を包んだRM、SUGA、JIN、J-HOPE、JIMIN、V、JUNG KOOKの7人が壇上に上がり、リーダーのRMが自らの子供時代を振り返りつつ、失敗を恐れず自分を愛してほしいと若者たちに呼び掛けた。「皆さんが誰であれ、どの国の出身であれ、肌の色や性アイデンティティーがどうであれ、自分自身について話してください。......僕もほかの人と同じように、人生でたくさん失敗をしてきました。たくさんの欠点もたくさんの恐れもあります。でも自分自身を全力で受け入れ、少しずつ愛していこうと思います」

BTSは昨年からユニセフと協力し、子供への暴力撲滅を目指すキャンペーンを始めており、アルバムの売り上げの一部やキャンペーン公式グッズの収益の全額を寄付。こうした姿勢も多くの人の共感を呼ぶ理由だろう。

真摯で力強いスピーチが話題になった後は、有名番組に立て続けに出演し、アメリカでの人気の高さを実感させた。25日にはNBCの深夜トーク番組『トゥナイト・ショー』で、司会のジミー・ファロンとゲーム「フォートナイト」のダンスに挑戦したり、トークを楽しんだり。「IDOL」なども披露した。

【参考記事】「AKB48」式アイドルが韓国アイドルより中国で人気の理由

翌朝にABCの番組『グッドモーニング・アメリカ』に出たときは、雨にもかかわらず、ニューヨークのタイムズスクエアにあるスタジオ前には大勢のファンが殺到。国連での演説について尋ねられたRMは「紙を持つ手が震えていた。緊張したけど、人生で最高のときだった」と打ち明けた。

両番組の司会者2人がBTSを「世界最高のボーイズグループ」と紹介し、番組関連のハッシュタグがツイッターのトレンド入りするなど大注目だった。『トゥナイト・ショー』のお抱えバンド、ザ・ルーツのドラマーも、こんな驚きのツイートをしている。「90年のニュー・キッズ・オン・ザ・ブロック、82年のデュラン・デュラン、(64年の)エド・サリバン・ショーのビートルズやタミー・ショーのジェームズ・ブラウンと同じくらいの騒ぎだった」

[2018年10月 9日号掲載]

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