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米鉄道は先進国で最も危険

2015年5月14日(木)15時03分
デービッド・シロタ

 アメリカの鉄道は以前に比べれば安全になったとはいえ、先進国では飛び抜けて危険性が高い。保守系シンクタンク、アメリカン・エンタープライズ研究所(AEI)が3月に発表した調査報告によると、アメリカの鉄道の事故による負傷率は距離当たりでヨーロッパよりもはるかに高いという。「アメリカの鉄道システムは先進国では最悪クラスと言っていい」と報告書は結論付けている。

 連邦の規制当局と鉄道技術者たちは過去20年間、全米の鉄道路線網の安全性に警鐘を鳴らし続けてきたのだが。

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