ファラオが眠る王家の谷に残されていた「インド系言語の文字」...その内容とは?
王家の谷 Hristo_Chorbadzhiyski-shutterstock
<エジプトにある王家の谷は、エジプト新王国時代(紀元前16〜11世紀)のファラオたちが眠っている>
スイスのローザンヌ大学などの調査によって、古代エジプトの王家の谷に残る落書きの中に、インドの言語で刻まれたものが複数存在することが明らかになった。
研究では、紀元1〜3世紀ごろに、タミル・ブラーフミー語、サンスクリット語、プラークリット語など、南インドの言語で書かれたとみられる約30点の落書きが確認された。
中でも注目すべきは「チカイ・コッラン」と名乗る人物の落書きだ。オンライン科学ニュースメディア『ライブサイエンス』などによると、この人物は同じ名前を少なくとも古代タミル語で8回も墓の壁に刻み、「ここに来て見た」といった短い文言を残した。
他にも、英メディア『GBニュース』によると、インドラナンディンという名の人物が、サンスクリット語で自身を「クシャハラタ王の使者」とする落書きを残している(クシャハラタ王朝は、西暦1世紀にインドの一部を統治した王朝)。
このような落書きは、古代インドの人々が実際にナイル川流域の王家の谷を訪れていた可能性を示す証拠として注目されている。
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