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「期待が非現実的に高まっている」――軍が熱視線のヒト型ロボ、専門家が示す3つの懸念点

ULTIMATE WARRIOR?

2026年2月12日(木)16時45分
ジョシュア・レット・ミラー (本誌米国版調査報道担当)

ゴールドバーグは18年にアンビ・ロボティクスを共同創業、アマゾンやUPSやフェデックスなど物流大手向けにAIロボットによる仕分け・積載サービスを提供している。

これまで1億個の荷物を仕分けしたが、倉庫労働者に取って代わるつもりはないという。「ヒト型ロボットには見えないし、人間に取って代わるように振る舞うつもりもない。彼らは機械で──AIを使っている」


だが、ファウンデーションなどのスタートアップ企業は、戦争省など連邦機関向けに新たに1兆ドル規模のアイデアを模索中で、ロボットによる防衛について過度に期待をあおらないよう慎重を期すべきだとゴールドバーグは言う。

「ファウンデーションのヒト型ロボット兵器化計画は、昔ながらのSFのイメージで資金調達や宣伝に役立つ可能性があるが、ヒト型ロボットの信頼性からするとまだ非常にリスクが高そうだ。将来的には、極度に敵対的な危険地帯に送り込むのは若い兵士よりは遠隔操作のロボットに、となるだろう」

米ランド研究所のマイケル・バーミア上級研究員(物理学)によれば、兵器化されたヒト型ロボットをめぐる倫理的問題は、既存のドローンや自律型兵器システムに関する問題と重複する可能性が高いという。

「ヒト型だから新たな倫理的問題が生じるとは思わないし、戦争省は長年にわたり兵器システムの自律性に関して積極的な方針を取ってきた」

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