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旧ソ連の宇宙探査機「コスモス482号」、5月に地球へ落下か?

Soviet Spacecraft Set To Crash Into Earth in May

2025年5月3日(土)17時35分
アリス・ギブス

責任はどこにあるのか?

国際法に基づき、ソ連の継承国であるロシアが1967年の宇宙条約に従って「コスモス482号」の所有者、および責任主体となる。

しかし、現在この機体は「宇宙デブリ(宇宙ごみ)」として、数多くの放棄された人工物と同様に扱われている。


 

地球表面の大半が海であることから、最も可能性が高いのは洋上落下だが、落下完了まで観測は続けられる見込みだ。

「万が一、人の住む地域に落ちる可能性もゼロではない」とラングブルーク講師は警鐘を鳴らす。

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