日本の温泉とロシアのバーニャが火をつけた「冬のウェルネス革命」
Chill Out
インドのヒマラヤ山脈の麓にあるホテル「ワイルドフラワー・ホール」 OBEROI RESORTS
<新雪をまとった森の静寂のなか、湯気を立てる温水に身を沈める──。かつてスパは南国リゾートの象徴だったが、いま世界の視線は真逆の方向を向いている。日本の温泉やロシアのバーニャに着想を得た「冬スパ」が、極寒の地で新たなウェルネス体験として進化しているのだ。単なる癒やしではなく、心身を回復させ、人とのつながりを取り戻す場として。なぜ寒さのなかに、人はこれほど深い安らぎを見いだすのだろうか。本誌シニアエディターのアイリーン・ファルケンバーグハルが解説する>
▼目次
北欧だけじゃない──世界に広がる個性派「冬スパ」
日本の温泉が示す、静けさというラグジュアリー
新雪をかぶってキラキラと輝く木々。吸い込まれるような静けさを破る鳥のさえずり。そして、疲れた身体を包み込む温水プールの柔らかい蒸気。その圧倒的に穏やかな世界は、パソコンの存在すら忘れさせてくれる──。
「なにそれ、最高じゃない?」と思った人には「冬スパ」をおすすめしたい。
冬は気圧の変化で血行が悪くなったり、運動量が減ったりして、筋肉や関節が痛くなりやすい。また、冬のレジャーは暖かい季節の娯楽とは異なる負荷を身体に与える。除雪作業など寒冷地の日課も、とてつもない重労働だ。
そんなときはスパを利用すると、いいことがたくさんある。マッサージは筋肉のこわばりや関節痛を和らげて、血行を改善してくれる。トリートメントで白血球の数が増えれば病気の予防にもなる。サウナの熱も免疫システムを活性化してくれる。
スパというと、温暖なリゾート地でのラグジュアリー体験というイメージがあるかもしれないが、最近は年間を通じて楽しめるサービスとしての魅力が増している。
「スパは利用者に合わせたプログラムに最新のテクニックと自然を融合させて、長期的な健康と感情のバランスをサポートする総合ウェルネスハブへと進化しつつある」と、トレンド予測企業WGSNのディレクターであるジョー・マクドネルは語る。
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