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「泥酔して大暴れ」の末にトイレで爆睡、酒販店侵入の容疑者はアライグマだった

Raccoon Breaks Into Store and Trashes It in ‘Liquor―Fueled Rampage’

2025年12月5日(金)15時00分
リズ・オコンネル アリス・ギブス

アライグマはスタッフが何時間か経過を観察して「怪我をした様子はない」と判断し、健康状態も良好だったことから野生に戻した。

「アライグマは大丈夫」とパーカーは言う。「アライグマについては、すっかり落ち着いた状態になったと判断してマーティン巡査が野に放した。怪我や病気の兆候もなかった。その後、あのアライグマは見かけていない」

アライグマはゴミをあさる習性があり、小さな手でつかめるものは何でも食べようとする。環境研究教育研究所の記事によると、自然環境では果物、ナッツ、昆虫、小動物、卵などを餌としているが、空腹に駆られるとどんなものにも手を出そうとすることが、酒販店の侵入事件で立証された。

アライグマにとって、アルコールはたとえごく少量であっても猛毒になり得る。アルコールの影響が神経系に及んだ場合、協調運動障害を引き起こして呼吸ができなくなり、死に至ることもある。チョコレート、タマネギ、ニンニク、人工甘味料、アボカド、ブドウ、パン生地もアライグマにとっては有害だ。

フェリンによると、アライグマは天井から侵入して防犯システムを作動させ、警備会社から停電警報が出た。バージニアABCは防犯カメラの静止画を公開したが、映像は公開していない。

当局は警官の迅速な対応を評価し、「この大混乱の現場にプロとしてユーモアで対応してくれたマーティン警官に感謝します。ハノーバー動物保護局の日常の出来事でした」とコメント。「バージニアABCは、ハノーバー郡動物管理局がプロとして対応し、酔った訪問者を送迎してくれたことに感謝しています。引き続き地元警察と緊密に連携していきます」と書き添えた。

フェイスブックのユーザーも「パーティアニマル」に大笑い。投稿から1日でリアクションは8800件、「いいね」は4700件、コメントは931件を超えている。

「誰かこのアライグマに支援役を付けてあげて。明らかに暴走しすぎ」
「彼もただ、ホリデー気分に浸りたかっただけだよ」
「まあまあ。あの日はちょっと選択を誤っただけ」

そんなコメントが寄せられている。

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