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ドラマか、ノンフィクションか 俳優・光石研が古着を求めて奔走するPenオリジナル作品がYouTubeからBSへ!

2020年7月10日(金)18時25分
グラフィック:カイセタカシ 文:Pen編集部 ※Pen Onlineより転載

光石研●1961年、福岡県生まれ。16歳の時に映画『博多っ子純情』の主役に抜擢され、役者デビューを果たす。今年出演した、NHK連続テレビ小説『エール』での名演も話題に。

<7月11日(土)BSフジにて放送される『光石研の東京古着日和』特別編はここに注目!>

実在する登場人物と紡ぐ、リアルなストーリー

YouTubeで配信中のPenオリジナルドラマ、『光石研の東京古着日和』。シリーズ第4話が内容を大幅に拡大した特別編として、7月11日(土)にBSフジで先行放送される。ドラマで主役を務めるのは、コミカルな名演が話題沸騰中の俳優・光石研。

今回のストーリー「ひと目惚れには手を出すな」では、光石が千駄ヶ谷へ繰り出し、週末に不定期で行われる大人の古着フリマイベント「WEEKEND」に立ち寄る。一点モノとの一期一会、男の物欲と知識欲を刺激するヴィンテージの魅力を余すところなく発掘する。

特別編の放送に際して、光石は「第1話の撮影を終えた時には、ここまで続くと思っていませんでした。みなさんにご視聴をいただき、面白かったと言っていただいて、制作スタッフとともに第2話をつくろうか、それじゃあ次は第3話も。という具合に制作を続け、今回の第4話にたどり着きました」と語る。

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7月11日にBSフジで放送予定の『光石研の東京古着日和 千駄ヶ谷 フリマ スペシャル 特別編』でのひとコマ。これまで以上に古着選びに悩む、光石研のコミカルな演技は必見だ。

<これまでのエピソード>
第1話 デッドストックに、弱くてさ
第2話 トラッドにはいまも青春の僕がいる
第3話 アメカジ、渋カジ、からのイタカジ?

<関連記事>
YouTubeで人気のオンラインドラマ、『光石研の東京古着日和』とは?

個性的なゲストたちとのリアルな掛け合いが、とにかく面白い!

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「NEAT」デザイナー西野大士(左)、「レショップ」コンセプター金子恵治(中央)、「ヘリル」デザイナー大島裕幸(右)の3人が中心となって立ち上げたのが、古着フリマイベント「WEEKEND」。週末に東京・千駄ヶ谷で不定期開催され、ファッション業界人のリピーターも多い。特別編の舞台であり、光石も意気揚々と足を運ぶが、年代物との一期一会に大いに悩むことに。www.weekend-dnekeew.com

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馬場圭介●1958年、熊本県生まれ。1980年代に渡英。帰国後、東京で大久保篤志氏に師事し、1年のアシスタント期間経てスタイリストとして独立。UKのファッション&カルチャーを日本で広げた第一人者。英国ヴィンテージに特化した「カウンシル フラット ワン」を千駄ヶ谷で営み、たまたま居合わせた光石とバッタリ遭遇。そこから英国ヴィンテージとの物欲ストーリーはスタートする。

本編ではこれまでユニークな個性をもった古着屋を紹介してきたが、それぞれの店で登場する、本物の店主と光石との絡みも見どころのひとつだ。

「やっぱり古着屋さんのマスターって、クセが強い人ばかりですよね。むちゃくちゃ偏ったことにのめり込んでいるオタク気質の人たちじゃないですか。話がいちいち面白いんですよ」と光石。

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