【インタビュー】「4回転の神」イリヤ・マリニンが語った「五輪後の目標」...「5回転ジャンプ」も既に成功か
SKATING TO VICTORY
5回転への挑戦も視野に
アクセルジャンプは、フィギュアスケートのジャンプの中で唯一、前向きに踏み切るジャンプだ。
とりわけ4回半回るクワッドアクセルは、高く飛び上がり、空中で高速で回転しなくてはならない。さらに、減点を避けるためには片足で着氷する必要がある。こうした全てがコンマ数秒の間に行われる。
しかも、マリニンは技術的に難しいことをしているだけではない。プログラムに高難度の技をいくつも自然に組み込みながら、常にさらに高いレベルのスケートを目指し続けている点も驚異的だ。
既にクイントアクセル(5回転半ジャンプ)への挑戦も始めていると、マリニンは本誌に語る。「五輪の後はそれが大目標の1つになることは確実だと思う」(練習では成功しているとも噂される)。
98年の長野大会で金メダル(女子シングル)を獲得したタラ・リピンスキーの表現を借りれば、クイントアクセルの練習をし、それを成功させるのは「人類の月面着陸に匹敵する偉業」だ。
「(マリニンは)男子フィギュアスケートに革命を起こしてきた。私が夢にも思わなかったことまで達成している」





