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【インタビュー】「4回転の神」イリヤ・マリニンが語った「五輪後の目標」...「5回転ジャンプ」も既に成功か

SKATING TO VICTORY

2026年2月13日(金)15時22分
マンディ・タヘリ (政治・文化担当)

グランプリファイナルで後方宙返りを披露して客席を沸かせたマリニン(昨年12月6日、名古屋のIGアリーナで)

グランプリファイナルで後方宙返りを披露して客席を沸かせたマリニン(昨年12月6日、名古屋のIGアリーナで) ATSUSHI TOMURAーINTERNATIONAL SKATING UNION/GETTY IMAGES

母のタチアナ・マリニナと父ロマン・スコルニアコフ(2人ともウズベキスタン代表として五輪出場経験を持つ)の指導を受けてきたマリニン(自らは米バージニア州生まれ)は、完璧さの追求より、フィギュアスケートという競技の可能性を押し広げることを目指している。

彼は高度な技術とスタイリッシュな演技を組み合わせて、最近まで禁止されていたバックフリップ(後方宙返り)や、独自に開発した「ラズベリー・ツイスト」などの大技もプログラムに盛り込んできた。


ラズベリー・ツイストは、空中で体を横に倒して1回転するというアクロバティックな技だ。この技の名称は、マリニンというファミリーネームがロシア語でラズベリーを意味することに由来する(一家のルーツはロシアにある)。

マリニンは、今季のフリーの曲に自らの声によるナレーションを含めている。「真の英知とは、自分が何も知らないと知ること」──プログラムの冒頭でマリニンの声が会場に流れる(これは古代ギリシャの哲学者ソクラテスの言葉とされている)。その後、ナレーションの言葉はこう続く。「失われているものは、未知の領域にある。嵐を受け入れよ」

「変化のプロセスを示したいと思った」と、マリニンは説明する。「成長するためには、変化のプロセスを見いだし、自分が何をやりたいのかを知らなくてはならない」

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