最新記事
映画

「衣装がしょぼすぎ...」ノーラン監督・最新作の予告に「がっかり」する人が続出、『オデュッセイア』は失敗に?

Christopher Nolan’s ‘The Odyssey’ Costumes Raise Eyebrows

2025年12月25日(木)12時10分
マーニ―・ローズ・マクフォール

「『オデュッセイア』よりも『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』の方が衣装デザインが優れているとか正気とは思えない」(@ann1pjo / X)

スレッズ(Threads)では、自身を「歴史愛好家」と称するユーザー「@savingsteve」が、「衣装に関して言えばすべてが間違っている。ヘレニズム期の鎧は色彩にあふれていた。それは地位の象徴であると同時に、実用性もあった。砂塵が舞う戦場では、視認できる範囲でしか軍を指揮できないため、鮮やかな色は誰がどこにいるのかを見分ける助けになった」と投稿している。

この投稿に対し、映画監督のギャヴィン・ブースが反応。「念のため言っておくが――そして、こんなことをわざわざ書かなければならないとは信じがたいが――ホメロスの『オデュッセイア』はフィクション作品だ」と返信し、8000件以上の「いいね」を集めた。

今作の衣装デザインは、『ブリジャートン家(Bridgerton)』や『オッペンハイマー(Oppenheimer)』で知られるエレン・ミロジニックが統括している。

ノーランは2023年公開の『オッペンハイマー(Oppenheimer)』でアカデミー賞を受賞しており、『オデュッセイア』も「傑作になる」との見方が広がっているが、主演級の俳優陣を揃え、文学史上最古の物語のひとつを映像化するという挑戦的な試みであることから、ネット上では議論の的にもなってきた。

もっとも、文学作品原作の映画作品が激しい反発を招きやすい風潮を考慮すれば、こうした反応は驚くに当たらない。

エメラルド・フェネル監督による『嵐が丘(Wuthering Heights)』や、アンディ・サーキス監督の『動物農場』(Animal Farm)といった今後公開予定の作品も、いずれも未公開の段階にもかかわらず、オンライン上ではすでに批判の対象となっている。

『オデュッセイア』は、2026年7月17日に全米で劇場公開予定。日本でも2026年の公開が予定されている。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

中国SMIC、第4四半期は60.7%増益 予想上回

ビジネス

米関税、ユーロ圏物価を下押し 利下げで相殺可能=E

ビジネス

フランス産ワイン・蒸留酒輸出、貿易摩擦の影響で3年

ビジネス

韓国当局、個人情報流出のクーパンにシステムの脆弱性
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 2
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...周囲を気にしない「迷惑行為」が撮影される
  • 3
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トランプには追い風
  • 4
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 5
    【銘柄】「ソニーグループ」の株価が上がらない...業…
  • 6
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 7
    変わる「JBIC」...2つの「欧州ファンド」で、日本の…
  • 8
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 9
    衆院選で吹き荒れた「サナエ旋風」を海外有識者たち…
  • 10
    「二度と見せるな」と大炎上...女性の「密着レギンス…
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予…
  • 5
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 6
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染…
  • 7
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 8
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 9
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 10
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 4
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 7
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 8
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
  • 9
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 10
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中