LE SSERAFIM「DIFFERENT」で魅せた新境地 ── 日本オリジナル曲から始まるグローバルポップの新たな形

ショーケースで「DIFFERENT」を披露するLE SSERAFIM (P)&(C) SOURCE MUSIC
<グローバルに照準を合わせた新曲は、静かで力強いメッセージを放つ>
LE SSERAFIMが6月24日、東京・六本木ヒルズアリーナで日本4thシングル「DIFFERENT」の発売を記念したショーケースを開催した。タイトル曲「DIFFERENT」は、日本オリジナル曲としては初めてシングルの表題に掲げられた一曲でありながら、半分近くが英語詞で構成されており、言語も国境も超えて響くLE SSERAFIMの次なるステップとして注目を集めている。
ショーケースで最初に披露されたのは、もちろんその「DIFFERENT」。抑制の効いたトラックに重いベースが重なり、1980年代初頭のライトファンク・R&Bスタイルを現代的にアレンジした印象の曲だ。空間の"間"を活かしたサウンドは、爆発的な展開を避けながらも、静かな強さと切実な感情をたたえており、5人それぞれの歌声とパフォーマンスも、そうした音楽的構造に見事にシンクロし、凛とした存在感を放っていた。
この曲は、ワールドツアーの日本公演「2025 LE SSERAFIM TOUR 'EASY CRAZY HOT' IN JAPAN」の6月12・14・15日さいたまスーパーアリーナ公演でのアンコールにてサプライズ初披露され、ショーケース当日に発売され、オリコンデイリーシングルランキングで初登場1位を獲得。ファンにとっては今一番HOTな曲になっている。