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ドジャース「破産からの復活」、成功の秘訣は「財力」ではない...「全ては背番号22から始まっている」

EVIL EMPIRE 2.0

2025年3月22日(土)15時40分
青池奈津子(ロサンゼルス在住MLBライター)

昨季1年契約だったヘルナンデスはシーズン後、再契約を切望した。「ドジャースに来るまではア・リーグだったからあまり意識したことはなかったんだけど、これほどいい所とは思っていなかった。ここにはエゴがないんだ。あらゆる面で『準備』がいい。皆がチームのためにベストを尽くそうとしている」

彼の言う「皆」には選手だけではなく、球団の首脳陣やフロントオフィスのスタッフも含まれる。

「ドジャースだけが毎年積極的に勝とうとしている」


今季1年のみの契約で新加入したベテラン投手のカービー・イエーツは言う。「昨オフのFAで多くのチームから連絡だけはもらったが、そのときよく言われたのが『資金が足りない』という言葉。僕は年齢的に1年契約なのに」

最終的なオファーを出したのは3球団。資金が足りないと言ってきたのは4〜5球団だった。「競争力の差を肌で感じたよ。ドジャースだけが毎年積極的に勝とうとしているように見えるんだ」

「現オーナーに代わってから、ファン体験、選手への待遇、選手の家族へのサポート、育成など、ドジャースは『一流の球団』を目指している。それは以前にはなかったこと」と話すのは、ベテランのドジャース番記者ビル・プランケットだ。

「例えば、ここには『ラボ』と呼ばれる最先端トレーニング施設がある。こんなものを持っている球団はほとんどない。打者や投手が最高のパフォーマンスを発揮できるなら、勝利へ結び付くのなら、惜しみなく資源を使うのが今のオーナーだ」

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