最新記事
セレブ

「ヒトラーが大好き」反ユダヤ発言連発のカニエ・ウェスト、自ブランドの新Tシャツが「まさかのデザイン」で火に油

2025年2月12日(水)21時40分
千歳香奈子
カニエ・ウェスト

カニエ・ウェスト(2022年12月、米ロングビーチ) Wirestock Creators-Shutterstock

<一連の言動に「邪悪」「やりすぎ」と批判殺到。一方、Tシャツは200万ドルの売り上げを記録したとの報道も...>

現地時間2月2日に行われたグラミー賞のレッドカーペットで妻ビアンカ・センソリが「ほぼ裸」ルックを披露し、世界に衝撃を与えたお騒がせラッパー、カニエ・ウェストの暴走が止まらない。

【画像】【動画】カニエ・ウェストの「歯医者で治療中」CMと、Yeezyで売り出された「ナチスの鉤十字」Tシャツ

過去にも反ユダヤ主義や人種差別的な発言でSNSアカウントを一時凍結されているカニエは、再びX(旧ツイッター)で「私はナチスだ」「ヒトラーが大好き」などと連投し、性的人身売買などの罪で起訴されたヒップホップ界の大物ディディことショーン・コムズの釈放を求めるなど波紋を広げている。

差別的な発言で論争を巻き起こす中、カニエは9日に開催されたNFL王者決定戦スーパーボウルを前にハーフタイムショーに出演するケンドリック・ラマーに向けて「ステージからパフ(ディディ)を釈放するよう叫ぶ必要がある。その理由はみんな知っている」と投稿。「1人の黒人が刑務所にいて、もう1人の黒人がスーパーボウルにいるというのは偽善だ」とも綴り、1億2000万人が視聴する米国最大のスポーツの祭典でディディの釈放を世間に訴えるよう迫った。

ケンドリックが脅しに屈することはなかったが、そのスーパーボウルの放送でカニエは、自身が手がけるファッションブランド「Yeezy」を宣伝するCMを流し、直後に掲載されていた全ての商品画像を公式サイトから削除。ナチスの鉤十字をあしらった白いTシャツのみを20ドルで販売し、再び世間を驚かせた。

編集部よりお知らせ
ニュースの「その先」を、あなたに...ニューズウィーク日本版、noteで定期購読を開始
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米国株式市場=ナスダック連日最高値、アルファベット

ビジネス

NY外為市場=ドル全面安、FOMC控え

ワールド

米軍、ベネズエラからの麻薬密売船攻撃 3人殺害=ト

ワールド

米、ロ産石油輸入巡り対中関税課さず 欧州の行動なけ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:世界が尊敬する日本の小説36
特集:世界が尊敬する日本の小説36
2025年9月16日/2025年9月23日号(9/ 9発売)

優れた翻訳を味方に人気と評価が急上昇中。21世紀に起きた世界文学の大変化とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 2
    「二度見した」「小石のよう...」マッチョ俳優ドウェイン・ジョンソンの、あまりの「激やせぶり」にネット騒然
  • 3
    腹斜筋が「発火する」自重トレーニングとは?...硬く締まった体幹は「横」で決まる【レッグレイズ編】
  • 4
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 5
    ケージを掃除中の飼い主にジャーマンシェパードがま…
  • 6
    電車内で「ウクライナ難民の女性」が襲われた驚愕シ…
  • 7
    観光客によるヒグマへの餌付けで凶暴化...74歳女性が…
  • 8
    【クイズ】世界で1番「島の数」が多い国はどこ?
  • 9
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 10
    「この歩き方はおかしい?」幼い娘の様子に違和感...…
  • 1
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 2
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 3
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれば当然」の理由...再開発ブーム終焉で起きること
  • 4
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 5
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 6
    科学が解き明かす「長寿の謎」...100歳まで生きる人…
  • 7
    「二度見した」「小石のよう...」マッチョ俳優ドウェ…
  • 8
    【クイズ】世界で1番「島の数」が多い国はどこ?
  • 9
    埼玉県川口市で取材した『おどろきの「クルド人問題…
  • 10
    観光客によるヒグマへの餌付けで凶暴化...74歳女性が…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「まさかの真犯人」にネット爆笑...大家から再三「果物泥棒」と疑われた女性が無実を証明した「証拠映像」が話題に
  • 4
    信じられない...「洗濯物を干しておいて」夫に頼んだ…
  • 5
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影…
  • 6
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 7
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 8
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれ…
  • 9
    プール後の20代女性の素肌に「無数の発疹」...ネット…
  • 10
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中