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バーに来たらスマホをしまい「人と人とが交じり合う真っ白なキャンバス」を楽しもう

Stop Ruining Bar Culture!

2024年8月30日(金)16時43分
K・C・コノリー(バーテンダー、映画製作者)

バーやパブでのエチケットをいくつか確認しよう。注文するカウンターが混雑しているときは、5人分のテキーラを1人分ずつ会計しないこと。

注文するときはバーテンダーの目を見て「〜をお願いします」「ありがとう」と言うこと。このところ薄れてきた人間同士の基本的な敬意だ。


店内でフェイスタイムを使ったり、イヤホンをせずにインスタグラムのストーリーズをスワイプしないこと。

携帯電話を少しの間だけしまっておこう。代わりに店内を見渡して、素敵な人があなたを見ていないかチェックしよう。そんな人がいたら1杯おごるといい。大丈夫、まだみんな、そういうのが好きだ。

あなたが次にバーに足を踏み入れたら、その店に来た理由を思い出してほしい。カウンターのこちら側から見える客たちは、家にいてもできることをやっている。でもバーは、人と人とが交じり合う真っ白なキャンバスなのだ。

バーは退屈で面白みのない場所になったと、あなたは思うだろうか。だとしたら、もう一度尋ねたい。なぜあなたは、ここにいるの?

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