最新記事
グラミー賞

グラミー賞を逃した歌手ラナ・デル・レイ...純白ミニドレス姿の自撮り写真に写っていた「不穏」なもの

Lana Del Rey Gun Photo Causes Concern

2024年2月9日(金)19時09分
ジェイミー・ボディ
ラナ・デル・レイの不穏なSNS投稿

Andrea Raffin/Shutterstock

<グラミー賞の複数部門にノミネートされたものの、受賞を逃した歌手ラナ・デル・レイが投稿した「不穏すぎる」自撮り写真>

米歌手のラナ・デル・レイが、今年のグラミー賞にノミネート後、SNSに投稿した写真が波紋を呼んでいる。写っているのは、ベッドに置かれたバッグやソファに脱ぎ捨てられた服を背景にした彼女自身の姿。胸元にリボンをあしらった薄手の白いミニドレスを着た彼女だが、その右手にはピストルが握られているという、なんとも不穏な1枚だった。

■【写真】薄手の純白ミニドレスを着た彼女が握りしめていたもの...米歌手の「美しくも不穏な写真」

レイは、ヒット曲「A&W」とアルバム「Did you know that's a tunnel under Ocean Blvd」で、それぞれ年間最優秀楽曲部門と年間最優秀アルバム部門にノミネートされたが、どちらも受賞を逃した。

レイは2月6日、グラミー賞授賞式の写真や動画を公開。その中でユーザーに衝撃を与えたのが、彼女が白いドレス姿で銃を手にしている写真だ。

2つの投稿のうち1つは、テイラー・スウィフトや音楽プロデューサーのジャック・アントノフといったスターたちとの複数の写真や動画で構成されている。もう1つは、銃を持った写真と、彼女が出演する2024年の野外音楽フェス「コーチェラ」のラインナップの画像だ。

これらの写真がX(旧Twitter)でシェアされると、この写真の意味をめぐってさまざまな憶測が飛び交う事態となった。

レイの不可解な投稿に対し、ファンからは「助けを求める叫びだ」などと心配する声が殺到した。ほかにも、新曲のヒントかコーチェラでのパフォーマンスと関係しているのかもしれないといった声も上がった。

ファンからはラナ・デル・レイに熱い応援メッセージ

確かなことは、ソーシャルメディアユーザーがこの投稿にショックを受けたということだ。「これは助けを求める叫びだ」「みんな銃は無視?」「なぜ彼女は銃を持っているの?」とユーザーは書き込んだ。「彼女はどんなことをしてでもグラミー賞を獲るつもりなんだ」と揶揄する人もいた。

インスタグラムにもレイを気遣う声が寄せられたが、過去にもグラミー賞を11回逃した彼女に対し、ファンたちは愛情を込めたメッセージも送っている。

「ラナ、あなたはみんなの誇りだし、どんな賞もあなたが音楽業界に与えたインパクトを変えることはできない。あなたは素晴らしい女性であり、アーティストであり、唯一無二のソングライターだ。あなたはすべてを乗り越えてきた」とあるユーザーは称えた。

レイの楽曲「Living Legend」の歌詞を引用し、「夏には銃と馬を」と投稿した人もいた。


ニューズウィーク日本版 ガザの叫びを聞け
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年12月2日号(11月26日発売)は「ガザの叫びを聞け」特集。「天井なき監獄」を生きる若者たちがつづった10年の記録[PLUS]強硬中国のトリセツ

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


企業経営
ビジネスの成功だけでなく、他者への支援を...パートナーコ創設者が見出した「真の成功」の法則
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

感謝祭当日オンライン売上高約64億ドル、AI活用急

ワールド

ドイツ首相、ガソリン車などの販売禁止の緩和を要請 

ワールド

米印貿易協定「合意に近い」、インド高官が年内締結に

ワールド

ロシア、ワッツアップの全面遮断警告 法律順守しなけ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ガザの叫びを聞け
特集:ガザの叫びを聞け
2025年12月 2日号(11/26発売)

「天井なき監獄」を生きるパレスチナ自治区ガザの若者たちが世界に向けて発信した10年の記録

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    7歳の息子に何が? 学校で描いた「自画像」が奇妙すぎた...「心配すべき?」と母親がネットで相談
  • 2
    100年以上宇宙最大の謎だった「ダークマター」の正体を東大教授が解明? 「人類が見るのは初めて」
  • 3
    【クイズ】世界遺産が「最も多い国」はどこ?
  • 4
    【寝耳に水】ヘンリー王子&メーガン妃が「大焦り」…
  • 5
    「攻めの一着すぎ?」 国歌パフォーマンスの「強めコ…
  • 6
    【最先端戦闘機】ミラージュ、F16、グリペン、ラファ…
  • 7
    エプスタイン事件をどうしても隠蔽したいトランプを…
  • 8
    子どもより高齢者を優遇する政府...世代間格差は5倍…
  • 9
    128人死亡、200人以上行方不明...香港最悪の火災現場…
  • 10
    メーガン妃の「お尻」に手を伸ばすヘンリー王子、注…
  • 1
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで墜落事故、浮き彫りになるインド空軍の課題
  • 2
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるようになる!筋トレよりもずっと効果的な「たった30秒の体操」〈注目記事〉
  • 3
    マムダニの次は「この男」?...イケメンすぎる「ケネディの孫」の出馬にSNS熱狂、「顔以外も完璧」との声
  • 4
    海外の空港でトイレに入った女性が見た、驚きの「ナ…
  • 5
    ポルノ依存症になるメカニズムが判明! 絶対やって…
  • 6
    【最先端戦闘機】ミラージュ、F16、グリペン、ラファ…
  • 7
    老後資金は「ためる」より「使う」へ──50代からの後…
  • 8
    AIの浸透で「ブルーカラー」の賃金が上がり、「ホワ…
  • 9
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 10
    7歳の息子に何が? 学校で描いた「自画像」が奇妙す…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 3
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 6
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸…
  • 7
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 10
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中