最新記事
ヘルス

「あれ?格好いい...」68kg減量に成功した女性、衝撃的な「肉割れ線」を披露したところ大好評に

Woman Shares Reality of 150lb Weight Loss With Permanent Deep Stretch Marks

2023年10月8日(日)07時20分
アリス・コリンズ
ダイエット(イメージ画像)

Dmytro Flisak/Shutterstock

<医学的には線状皮膚萎縮症と呼ばれる「ストレッチマーク(肉割れ線)」。あまりに深い模様が、クールなトラ柄みたいだと評判に>

体重が減ると外見も劇的に魅力的になる――という人もいるかもしれないが、約68キロのダイエットに成功したある女性が、過激な減量の結果として残された「現実」を浮き彫りにする写真をソーシャルメディア上で公開し、注目を集めている。身体に深く刻まれた「ストレッチマーク(肉割れ線)」だ。

■【動画】「クール」「トラ柄みたい」だと、むしろ好評を博した女性の深いストレッチマーク

TikTokユーザーの@emmaa.getsfitt(エマ)は、大幅な減量で人生が変わったし、ソーシャルメディアに投稿する自分の姿に自信が持てるようになったと語る。その一方、「完璧」とは言えない現実についても隠すことなく明らかにしている。

エマは減量による「変身前」と「変身後」の姿を撮影した動画を数多く投稿しているが、中でも最も広く拡散された動画は、約68キロの減量に成功した後に残った深い「ストレッチマーク(肉割れ線、医学的な名称は線状皮膚萎縮症)」を撮影したものだ。

胴回りに幾つも残ったストレッチマークについて、エマは「以前は大嫌いだった」が、今はお気に入りになったと書いている。この動画がTikTokに投稿されると、大きな注目を集めた。

早い段階から治療を継続することで改善できる

ストレッチマークは必ずしも肯定的なものと見なされていないが、まったくもって自然な現象だ。米国皮膚科学会は、皮膚が急激に伸びたり縮んだりしたことが原因で、真皮のコラーゲン繊維やエラスチン繊維が裂けることによって発生する場合があると説明。思春期の急激な成長や妊娠、体重の急激な変化やウェイト・トレーニングなどによりストレッチマークができることが多いとしている。

一般にストレッチマークが消えることはないが、米国皮膚科学会はクリームやローションを塗ることが治療(改善)に役立つと指摘する。できてから長い時間が経過すると治療効果が薄くなるため、早い段階から治療を始める方が効果は高いと説明している。

治療開始から目に見える変化が現れるまでには何週間もの時間がかかる場合があるが、継続することが重要だという。

エマの動画は、多くがハードなワークアウトや健康的な食事に関するものだが、ダイエットの過程を正直に記録していることを評価する声が多い。誰かが達成した変身は多くの場合、完璧なものだと思われがちだが、エマは変身を遂げるにあたって難しかったことやつらかったことについても率直に語っている。

ビジネス
暮らしの安全・安心は、事件になる前に守る時代へ。...JCBと連携し、新たな防犯インフラを築く「ヴァンガードスミス」の挑戦。
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

高市首相「首脳外交の基礎固めになった」、外交日程終

ワールド

アングル:米政界の私的チャット流出、トランプ氏の言

ワールド

再送-カナダはヘビー級国家、オンタリオ州首相 ブル

ワールド

北朝鮮、非核化は「夢物語」と反発 中韓首脳会談控え
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:高市早苗研究
特集:高市早苗研究
2025年11月 4日/2025年11月11日号(10/28発売)

課題だらけの日本の政治・経済・外交を初の女性首相はこう変える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読み方は?
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    だまされやすい詐欺メールTOP3を専門家が解説
  • 5
    9歳女児が行方不明...失踪直前、防犯カメラに映った…
  • 6
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 7
    【クイズ】12名が死亡...世界で「最も死者数が多い」…
  • 8
    【ウクライナ】要衝ポクロウシクの攻防戦が最終局面…
  • 9
    虹に「極限まで近づく」とどう見える?...小型機パイ…
  • 10
    筋肉はなぜ「伸ばしながら鍛える」のか?...「関節ト…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読み方は?
  • 4
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
  • 5
    【話題の写真】自宅の天井に突如現れた「奇妙な塊」…
  • 6
    【ウクライナ】要衝ポクロウシクの攻防戦が最終局面…
  • 7
    女性の後を毎晩つけてくるストーカー...1週間後、雨…
  • 8
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 9
    中国レアアース輸出規制強化...代替調達先に浮上した…
  • 10
    熊本、東京、千葉...で相次ぐ懸念 「土地の買収=水…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になり…
  • 5
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 6
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 7
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 8
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 9
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
  • 10
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中