最新記事

俳優

初対面だけど誘ってみたら、キアヌ・リーブスが本当に結婚式に来てくれた!

Keanu Reeves Makes Unexpected Appearance at Couple's Wedding Reception

2022年8月26日(金)18時26分
ジャック・ベレスフォード
キアヌ・リーブス

Bing Guan-REUTERS

<たまたま見かけたキアヌ・リーブスに声をかけた披露宴直前の新郎。その願いを聞いたキアヌ・リーブスがとった神対応に会場は大盛り上がり>

気さくで飾らない人柄で知られる俳優のキアヌ・リーブスだが、また1つ彼の「聖人」エピソードが明らかになった。リーブスはイギリスで行われた結婚披露宴にサプライズで登場し、新郎新婦を驚かせたというのだ。

■【写真】初対面の人の結婚式に快く参加する「聖人」キアヌ・リーブス

新郎新婦は普通、結婚式というものについてすべてが滞りなく進むことを望むものだが、時には予想外の事態を想定しなければならない。ジェームズ・ロードナイトとニッキー夫妻も、まさにそうだった。

イギリスに住む2人は2年の交際期間を経て結ばれ、先週末に友人や家族、そしてニッキーの5歳の娘が見守るなかで結婚式を挙げた。

会場となったのは、英ノーサンプトンシャー州のフォーズリー・ホールという、のどかな雰囲気のホテルだ。きっかけは、結婚式を終えて披露宴直前だったジェームズが、同じホテルに滞在しているリーブスを見かけたことだった。

ニッキーは「夫がバーでキアヌを見かけ、自分は結婚式を挙げたばかりで、よかったら(披露宴に来て)一緒に飲まないかと声をかけた」と語った。「彼はとても気さくで、後で行くよと言った。本当に来てくれるのかはわからなかったけれど、夫が彼と話しをしたこと自体がすごいことだった」

会場が沸いたスターの神対応

その1時間後、ニッキーはホテルのスタッフから「とても特別なゲスト」が来ていて、話をしたがっていると伝えられた。

ニッキーが会場の外に出ると、そこに現れたのがキアヌ・リーブスだった。

「とにかく興奮して、私は自己紹介をして彼に飲み物をすすめたが、彼はそれを断り、長いフライトの後なので長居はしないと言った。でも彼はとても親切でフレンドリーで、私たちの結婚を祝福してくれた」と、ニッキーは話す。

「彼は親切に写真を一緒に撮ってくれ、結婚式のカメラマンも撮影することができた。披露宴のゲストとも話をしたり、写真を撮ってくれたりもした」

リーブスの登場に、夫婦もゲストも「少し舞い上がった」とニッキーが語るように、彼女の記念すべき日の忘れられない一幕になったようだ。

「母のジョーが写真を撮るとき、みんなに『スピード』と叫ぶよう大声で呼びかけていた。彼の出演作だから。みんな笑っていた。あの映画は大好き。もちろん『マトリックス』も『ジョン・ウィック』も。とにかくクールな出来事だった」

リーブスとの出会いと彼の親しみやすい人柄が、ジェームズとニッキーの結婚式に花を添えた。

「結婚式はとにかく完璧で、夢のような一日を過ごすことができた」とニッキーは言う。「キアヌ・リーブスが立ち寄ってくれたことは、信じられないほどすごいこと。思い出に残るし、私たちにとっては冒険の始まりだ」

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

ソフトバンクG、オープンAIへの225億ドル出資完

ビジネス

中国製造業PMI、12月は9カ月ぶり節目回復 非製

ビジネス

エヌビディア、イスラエルAI新興買収へ協議 最大3

ビジネス

ワーナー、パラマウントの最新買収案拒否する公算 来
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ISSUES 2026
特集:ISSUES 2026
2025年12月30日/2026年1月 6日号(12/23発売)

トランプの黄昏/中国AI/米なきアジア安全保障/核使用の現実味......世界の論点とキーパーソン

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめる「腸を守る」3つの習慣とは?
  • 2
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 3
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 4
    「すでに気に入っている」...ジョージアの大臣が来日…
  • 5
    「サイエンス少年ではなかった」 テニス漬けの学生…
  • 6
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と…
  • 7
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」と…
  • 8
    世界最大の都市ランキング...1位だった「東京」が3位…
  • 9
    なぜ筋肉を鍛えても速くならないのか?...スピードの…
  • 10
    日本人の「休むと迷惑」という罪悪感は、義務教育が…
  • 1
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 2
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 3
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 4
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 5
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 6
    中国、インドをWTOに提訴...一体なぜ?
  • 7
    海水魚も淡水魚も一緒に飼育でき、水交換も不要...ど…
  • 8
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と…
  • 9
    批評家たちが選ぶ「2025年最高の映画」TOP10...満足…
  • 10
    アベノミクス以降の日本経済は「異常」だった...10年…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 6
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 7
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 8
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 9
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 10
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中