「最低だ」「ひど過ぎる」...マクドナルドが公開したAI生成のクリスマス広告に批判殺到
McDonald’s Pulls Christmas Advert After Criticism
マクドナルドのロゴ ChrisStock82-shutterstock
<炎上狙いなのか?マクドナルドの「悪趣味クリスマス広告」がAIに関する議論を呼んでいる>
マクドナルド・オランダが生成AIを用いて作成したクリスマス広告にネットを中心に批判が殺到。これを受け同社は広告を取り下げた。
『1年で最もストレスフルな時期』と題されたこの広告では、AIによって生成された複数の人物たちが登場し、爆発するクリスマスツリーや屋根から落ちるプレゼントなど、ホリデーシーズンにまつわる災難に見舞われる様子が描かれていた。
マクドナルド・オランダのクリスマスキャンペーンは、米広告代理店TBWA、AIの専門家チーム、米制作会社ザ・スウィートショップとの協力によって制作された。広告は公開直後からオンラインで急速に拡散され、多くの批判が集まった。
「1年で最もストレスフルな時期」とはクリスマスの定番曲「イッツ・ザ・モスト・ワンダフル・タイム・オブ・ザ・イヤー(1年で最も素晴らしい季節)」のもじりで、広告中でも同曲の替え歌が歌われている。
アメリカの保守系政治評論家マット・ウォルシュはXに「最低だ。ひどすぎる。芸術性はゼロ。機知も魅力も温かみも人間味も皆無。1マイルどころか100万マイル先からでもAIだと分かる。大嫌いだ。皆も嫌うべきだ。こんなAIを使う企業や人間は、容赦なく嘲笑い、非難し、叩き続けるべきだ」と投稿した。
また、広告が取り下げられる前に、ユーチューブ上でコメント機能が無効化されていたことに対しても、Xでは「『コメントがオフになっています』は大抵、受け入れられる自信がまるでない証拠」などといった皮肉めいた投稿がなされていた。






