最新記事
仕事術

人間心理をコミュニケーションや仕事に活用する本が人気...2023年ビジネス書、「著者」ランキングを発表

2023年12月27日(水)17時00分
flier編集部
ビジネス書ランキング

New Africa/Shutterstock

<書籍の要約サービス「flier」が、ユーザー閲覧数による2023年の人気書籍の「著者別ランキング」TOP10を発表>

フライヤーは2023年6月に会社設立10周年を迎え、このかん、さまざまな著者の多彩な書籍に支えられてきました。そこで今年は、著者別でのランキングにも注目してみましょう。2023年の1年間でフライヤーの要約が最も読まれた著者は......心理学者の内藤誼人さんです!

もともと「多作」で有名な内藤さんですが、今年だけでも、『ビジネス心理学の成功法則100を1冊にまとめてみました』『「人たらし」のブラック心理術』『人間関係BEST100』『人に好かれる最強の心理学』『自信をつける習慣』『すごく使える心理学テクニック』と、たくさんフライヤーのラインナップに入っています。学術的な心理学の実験をわかりやすく、身近な事例も交えながら興味を引く形で紹介しているので、楽しく学べて仕事にも役立つ、と評判。どの本もとても読まれているので、納得の1位です。

このランキングには、「心理を捉えて人間関係を円滑にしたい」という気持ちも表れていると思います。3位の永松茂久さんはその代表作である『人は話し方が9割』がまさにそうしたコミュニケーションのための本ですし、5位の安達裕哉さんの『頭のいい人が話す前に考えていること』もそうでしょう。コミュニケーションから派生して、仕事の段取りまでしっかり整えようという意識は、6位の塚本亮さん(『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』)、7位の越川慎司さん(『17万人をAI分析してわかった 最強チームの条件を1冊にまとめてみた』)、10位の山本大平さん(『トヨタの会議は30分』)への人気にもつながっています。また、内藤さんの科学的アプローチへの信頼は、9位の鈴木祐さん(『運の方程式』)の書籍にも通じるものがあります。

もう一人の「多作家」である樺沢紫苑さんも2位にランクイン! 樺沢さんといえば『アウトプット大全』が有名ですが、精神科医として人生に寄り添う書籍も、たくさん読まれています。フライヤーでは今年、『言語化の魔力』『ちょっとお疲れのあなたが読むだけでフワッと癒やされる本』『これからの生き方図鑑』を紹介しました。どの作品も、読む人を楽にする工夫が込められています。そうしたニーズは、曹洞宗徳雄山建功寺住職の枡野俊明さんが4位になったことにも表れています。『仕事も人生もうまくいく整える力』といった枡野さんの書籍も、ほっと一息つけるやさしい言葉であふれています。

総合ランキングでもそうでしたが、コミュニケーションのためのヒント、日常を穏やかに過ごすためのことばを求める声は、高まる一方です。人同士の支え合いが社会を成り立たせている一方、ストレスの大部分も人との関係から生まれることを思えば、今後もこの傾向は変わらずに続くと言えるかもしれません。
(※この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載です)
※ランキングはflier有料会員の閲覧にもとづいて作成されています。

資産運用
「高市トレード」に「トランプ関税」......相場が荒れる今こそ投資家が目を向ける「世界通貨」とは
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

米CB消費者信頼感指数、2月は91.2に上昇 雇用

ワールド

ウクライナ大統領「独立守った」、ロ侵攻から4年 G

ワールド

米、重要鉱物価格設定にAI活用検討 国防総省開発

ビジネス

AIが雇用市場を完全に覆すことはない=ウォラーFR
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
2026年3月 3日号(2/25発売)

フィンテックの進化と普及で、金融はもっと高速に、もっとカジュアルに

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 2
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 3
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 4
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
  • 5
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 6
    3頭のクマがスキー客を猛追...ゲレンデで撮影された…
  • 7
    「極めて危険」──ゼレンスキー、ロシアにおける北朝…
  • 8
    IMF、日本政府に消費減税を避けるよう要請...「財政…
  • 9
    「IKEAも動いた...」ネグレクトされた子猿パンチと「…
  • 10
    武士はロマンで戦ったわけではない...命を懸けた「損…
  • 1
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より日本の「100%就職率」を選ぶ若者たち
  • 2
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 3
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 4
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
  • 5
    「#ジェームズ・ボンドを忘れろ」――MI6初の女性長官…
  • 6
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 7
    海外(特に日本)移住したい中国人が増えている理由.…
  • 8
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 9
    ロシアに蔓延する「戦争疲れ」がプーチンの立場を揺…
  • 10
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 5
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 6
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中