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コロナ禍でビジネスの「新しい日常」となったビデオ会議 最大限に活用する方法は

2020年10月19日(月)12時37分

前もって準備を

実際に人と会う会議の方が、ビデオ会議よりずっと「ゆるい」ものだ。知り合いに出くわし、ホテルのバーで一杯やり、会場で別れ際に夕食の約束を取り付けられる。しかし、オンラインで会いたい人と会うためには、ずっと入念かつ戦略的な準備が必要になる。

参加者リストを点検し、接触すべき展示者あるいはスポンサーを調べ、講演者やプレゼンターとつながる。

会議の後、ツイッターやリンクトインなどのソーシャルメディアに感想やまとめを投稿すれば、今後も長続きする関係を築くための土台となる。

邪魔は最小限に

快適な自宅のキッチンから会議に参加することには、多くの利点がある。出向かなくて済むし、感染リスクもなく、経費は抑えられる。

モーニングスターのマーシャル氏は「現実空間の対面型の会議では、その間に他の一切から離れ、会議だけに集中することができる」と認める。

「自宅では、気が散るものをすべて遠ざけるのが難しい。だから時には携帯電話をオフにすること。そして常にマルチタスクをしようとするのは、やめた方がいい」

愛犬や子供たち、仕事上の電子メールなどの邪魔や中断はつきものだが、オンライン会議なら後からまた戻って、コンテンツにアクセスすることが可能だ。

長所に目を向ける

コストの低さもビデオ会議のメリットだ。タゴラスによると、ビデオ会議の約70%は従来の会議よりもコストが低く、しかも「大幅に」低いことが多い。

スリーニバサン氏は「以前ならできなかった事が、できるチャンスと考えよう。こうしたイベントは以前、密室で行われ、チケット代は高く、場所は遠かった」と話す。

「今では毎日、世界中の魅力的な人々と重要な問題について話す機会がある。世界中を回って1日中、興味深い人々の話に耳を傾けられる」

(Chris Taylor記者)

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

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