最新記事

事件

ゴーン「逮捕翌日、フランス大使から日産の陰謀を知らされた」

2020年1月15日(水)08時39分

保釈中にレバノンに逃亡した日産自動車前会長カルロス・ゴーン被告(65)は、ロイターのインタビューに応じ、被告が主張する日産による陰謀について、逮捕後間もなくフランス大使から耳にしたと明かした。ベイルートで撮影(2020年 ロイター/Mohamed Azakir)

保釈中にレバノンに逃亡した日産自動車前会長カルロス・ゴーン被告(65)は14日、ロイターのインタビューに応じ、被告が主張する日産による陰謀について、逮捕後間もなくフランス大使から耳にしたと明かした。

被告は「正直に言って逮捕された時はショックだった。最初に依頼したことは日産に連絡して弁護士を送ってほしいということだった」と振り返り、「翌日、フランス大使が訪れ『日産が君に反旗を翻している』と打ち明けてくれた。それで私はすべてが陰謀だと気づいた」と語った。

東京地検特捜部は2018年11月、ゴーン被告と元代表取締役のグレッグ・ケリー被告を金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで逮捕。その後、西川廣人前社長が会見で、2人の行為は専門家から重大な不正であるとの判断を受けており、ゴーン被告の解職を提案する臨時取締役会を開催すると表明した。

ゴーン被告はフランス大使との面会で「大使がわたしに『君が逮捕されてから2、3時間して西川氏が会見を開き、驚愕している云々と言った』と話した。その時私は『ああこれは陰謀だ』と思った」と明らかにした。

レバノンへの逃亡は「汚名をそそぐ」ためと釈明。また逃亡の詳しい状況については触れなかった。

[ベイルート 14日 ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます



20200121issue_cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2020年1月21日号(1月15日発売)は「米イラン危機:戦争は起きるのか」特集。ソレイマニ司令官殺害で極限まで高まった米・イランの緊張。武力衝突に拡大する可能性はあるのか? 次の展開を読む。

ニュース速報

ワールド

政府、緊急事態宣言を全面解除へ 3週間ごとに感染状

ビジネス

豪ヴァージン、8月末まで機体リースの現状維持で原則

ビジネス

日経平均は反発、経済活動再開への期待が支え 高値引

ワールド

香港で「テロリズム」拡大、国家安全法は必要=治安部

MAGAZINE

特集:コロナ特効薬を探せ

2020-5・26号(5/19発売)

新型コロナウイルスとの闘いを終わらせる治療薬とワクチン開発の最前線をルポ

人気ランキング

  • 1

    東京都、新型コロナウイルス新規感染14人に急増 緊急事態宣言解除の目安、3項目中2項目が基準下回る

  • 2

    過激演出で話題のドラマ、子役2人が問題行動で炎上 背景には韓国の国民性も?

  • 3

    「集団免疫」作戦のスウェーデンに異変、死亡率がアメリカや中国の2倍超に

  • 4

    気味が悪いくらいそっくり......新型コロナを予言し…

  • 5

    日本の「生ぬるい」新型コロナ対応がうまくいってい…

  • 6

    コロナ独自路線のスウェーデン、死者3000人突破に当…

  • 7

    新型コロナよりはるかに厄介なブラジル大統領

  • 8

    異常に低いロシアの新型コロナウイルス致死率 陽性…

  • 9

    東京都、3段階で休業解除へ 感染増加すれば東京アラ…

  • 10

    新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(2…

  • 1

    過激演出で話題のドラマ、子役2人が問題行動で炎上 背景には韓国の国民性も?

  • 2

    日本の「生ぬるい」新型コロナ対応がうまくいっている不思議

  • 3

    「集団免疫」作戦のスウェーデンに異変、死亡率がアメリカや中国の2倍超に

  • 4

    東京都、新型コロナウイルス新規感染14人に急増 緊…

  • 5

    カナダで「童貞テロ」を初訴追──過激化した非モテ男…

  • 6

    気味が悪いくらいそっくり......新型コロナを予言し…

  • 7

    コロナ独自路線のスウェーデン、死者3000人突破に当…

  • 8

    韓国でまたも「慰安婦問題」 支援団体の不正会計疑…

  • 9

    反ワクチン派がフェイスブック上での議論で優勢とな…

  • 10

    ビリー・アイリッシュと村上隆のコラボがアメリカで…

  • 1

    「集団免疫」作戦のスウェーデンに異変、死亡率がアメリカや中国の2倍超に

  • 2

    気味が悪いくらいそっくり......新型コロナを予言したウイルス映画が語ること

  • 3

    金正恩「死んだふり」の裏で進んでいた秘密作戦

  • 4

    スズメバチが生きたままカマキリに食べられる動画が…

  • 5

    過激演出で話題のドラマ、子役2人が問題行動で炎上 …

  • 6

    優等生シンガポールの感染者数が「東南アジア最悪」…

  • 7

    コロナ禍で露呈した「意識低い系」日本人

  • 8

    日本の「生ぬるい」新型コロナ対応がうまくいってい…

  • 9

    コロナ独自路線のスウェーデン、死者3000人突破に当…

  • 10

    ロックダウンは必要なかった? 「外出禁止は感染抑…

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

英会話特集 グローバル人材を目指す Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ
日本再発見 シーズン2
CCCメディアハウス求人情報
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
Wonderful Story
メールマガジン登録
CHALLENGING INNOVATOR
売り切れのないDigital版はこちら

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

絶賛発売中!

STORIES ARCHIVE

  • 2020年5月
  • 2020年4月
  • 2020年3月
  • 2020年2月
  • 2020年1月
  • 2019年12月