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金融政策

アジアの新興国、日本や中国との通貨協定が為替市場の防波堤

2015年12月16日(水)15時50分

 日銀のスワップ協定は金融危機の場合に利用を限定することがはっきりとうたわれている。しかし人民銀行のスワップ協定が利用可能な条件には疑問が残る。

 人民元の二国間スワップ協定は、資金が貿易のための支払いや直接投資など二国間で合意した目的に利用可能と定めている。HSBCのニューマン氏は「いざとなったときにこの資金が本当に手に入るのか疑わしい」と述べた。

 (Vidya Ranganathan記者)

[シンガポール 16日 ロイター]

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