米ナイキ、12─2月決算は予想上回る 業績回復にはばらつき
2025年11月5日、上海で開催された輸入博覧会のナイキのブース。REUTERS/Maxim Shemetov
Savyata Mishra
[31日 ロイター] - 米スポーツ用品大手ナイキが31日発表した第3・四半期(2025年12月─26年2月)決算は、売上高と利益が市場予想を上回った。中国市場の低迷や利益率への圧迫は続いたものの、特に卸売分野で事業立て直しの取り組みが進展の兆しを見せている。
同社はエリオット・ヒル最高経営責任者(CEO)の下、事業立て直しに向けて販促活動の縮小や製品イノベーションの強化、ランニングなど主力事業への注力を図っている。
第3・四半期の売上高は112億8000万ドルで横ばいだったが、LSEGがまとめたアナリスト予想(112億4000万ドル)を上回った。
1株利益は0.35ドルで、予想の0.28ドルを上回った。
ただ、業績回復は依然として不均一だ。卸売売上高は安定した北米の売り上げに支えられ、5%増の65億ドルとなった。一方、消費者向け直接販売は欧州と中国の需要低迷に押され、4%減少した。
同社株は引け後の時間外取引で3%下落した。
中国の売上高は7%減少。同社は中国で商品ラインナップの弱さに苦戦しているほか、イノベーションの遅れから安踏体育用品(アンタ)や李寧など急成長する現地の競合に対しシェアが低下している。
売上高総利益率は130ベーシスポイント(bp)低下の40.2%と6四半期連続で縮小。主に関税の影響が響いた。





