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中国の水増し経済指標がついに是正されるかも

2014年1月23日(木)14時45分
ジェームズ・パーカー

 実は最大の問題は、経済指標を水増ししたほうが昇進できるという、地方公務員たちの現実にある。彼らにとっては、数値の不正な操作が発覚する恐れよりも、昇進という目の前にぶら下げられたニンジンのほうが大事なのだ。

 中国では長年の間、とにかく経済成長が第一だと教えられてきた。故にデータを改ざんしてでも成長をもたらしたという「実績」を示した者は昇進を約束される。

 昇進目当てで経済成長を演出するという悪しき慣行は、統計問題以外でも改革の課題になっている。というのも成長重視の姿勢は、中国経済の他の問題の元凶にもなってきた。環境を犠牲にしてでも経済成長を優先する姿勢、返済できる当てのない借金を重ねてでも、成長を追い求める姿勢などだ。

 政府は最近、さまざまな分野で改革策を発表しているが、統計の改善もご多分に漏れず、本当に実行できるかどうかは不透明だ。国家統計局は、「創造力」の豊かな地方の役人たちにまた新たな「抜け穴」を見つけられないよう、予防策を講じるべきだろう。さもないと統計データを修正することはできない。

 さらに言えば、中国政府の指導層は統計問題のみならず、一般的にゆがんだ昇進の仕組みを改革する必要がある。共産党の権力構造の下、地方の役人たちはひたすら出世したくて職務に従事しているのだから。

From thediplomat.com

[2014年1月21日号掲載]

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