プレスリリース

日本情報通信、ラスベガスで開催のテクノロジーイベント「CES」に初出展 ~生成AIを活用した博物館、美術館ガイド「musubiii(むすび)」を出展~

2025年01月22日(水)15時00分
NTTグループの日本情報通信株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長執行役員:桜井 伝治、以下 NI+C)は、2025年1月7日~1月10日、米国ネバダ州ラスベガスにて開催された「CES 2025」に生成AIを活用した博物館、美術館ガイドアプリケーション「musubiii(むすび)」を出展いたしました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/423690/LL_img_423690_1.png
新規アプリ「musubiii」ロゴ

「CES」は毎年1月にラスベガスにて開催される、世界最大級のテクノロジー見本市です。CES 2025の開催規模は例年よりさらに拡大し、出展企業数4,500社以上、来場者数は延べ14万名以上の来場者数となりました(イベント終了時点のCES公式ページによる情報)。


■入社2年目以降の若手社員を中心としたプロジェクト運営を実施
本出展におけるプロジェクトチームは、公募により選抜した20代、30代の若手社員を中心に結成しています。
出展するアプリの企画、開発から、現地でのブース運営や英語でのプレゼンテーションまで若手社員を中心に実施いたしました。

私たちNI+Cブースには約800名以上のお客様にお越しいただき、musubiiiのデモや解説、プレゼンテーションをご覧いただきました。自ら企画、開発したアプリについて、新たな用途の提案など来場者からも様々なフィードバックを得ることが出来ました。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/423690/LL_img_423690_2.jpg
プロジェクトの中心メンバーである2年目社員によるプレゼンテーションの様子
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/423690/LL_img_423690_3.jpg
現地ブースの様子 代表取締役社長執行役員 桜井 伝治(後列左から3番目)とプロジェクトメンバー

NI+Cグループでは、グローバル事業を展開するために必要なスキル、マインドセットを有した人材の育成をすすめており、スキルアップ支援制度をはじめとした技術習得支援、海外での語学、ソフトウェア開発力、異文化理解等の取り組みを強化しています。本出展は、この取り組みの一環として、若手社員の企画力・技術力の強化や海外のビジネスパーソンとの交流の機会としても位置づけております。


■展示アプリケーション「musubiii(むすび)」概要
「musubiii(むすび)」は、博物館、美術館などの施設において、多言語での展示物解説や、観覧ルートの提示などの機能を搭載したガイダンスアプリです。来場者へのベネフィットを提供する一方、掲載する文章等は生成AIによる作成ができることから、主に多言語対応により煩雑になりつつある施設の業務を支援し、ひいては文化財の保護につなげることも目的としています。

<主要機能(開発中)>
・多言語(現在24言語)に対応
・利用者が選択した難易度に応じた展示物解説の提示
・利用者の目的やスケジュールに応じた観覧ルート提示
・おすすめ展示物の提示
・生成AIによる質疑応答
・コメント投稿およびユーザー間での共有

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/423690/LL_img_423690_4.png
メイン機能の一つである、利用者の選択に応じた難易度別解説画面の例

今回発表したmusubiiiは、2025年夏の正式リリースを目指し、開発・改善を継続してまいります。

NI+Cは今後も、「おもひをITでカタチに」のスローガンのもと、最新技術を活用し、お客様のビジネス推進をご支援するとともに、社会課題の解決に貢献してまいります。

◆ 関連リンク
・日本情報通信はラスベガスで開催のIT見本市「CES 2025」に出展します ~新規開発アプリケーション「musubiii」を公開予定~:
https://www.niandc.co.jp/news/20241223_57646/

・日本情報通信、生成AIによる「多言語音声ミュージアムガイド」の実証実験を開始:
https://www.niandc.co.jp/news/20240125_46398/


■ 日本情報通信株式会社について< https://www.niandc.co.jp/
日本情報通信株式会社(NI+C)は、1985年に日本電信電話株式会社と日本アイ・ビー・エム株式会社の合弁会社として設立。システム開発から基盤構築、クラウド化への対応、社内外データ統合とAIによる分析、EDIサービスやセキュリティ、ネットワークサービス、運用保守までをトータルに提供しています。「おもひをITでカタチに」をスローガンに、お客様の経営課題解決に貢献できる真のベストパートナーを目指してまいります。


記載の製品、サービス名称、社名およびロゴマークは、該当する各社・団体の商標または登録商標です。


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

日米電話会談WSJ報道、政府が改めて一部否定 共同

ビジネス

EXCLUSIVE-中国2企業がベトナム5G契約獲

ワールド

トランプ氏、関税収入で所得税撤廃も

ビジネス

伊銀モンテ・パスキの同業買収、当局が捜査=関係者
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ガザの叫びを聞け
特集:ガザの叫びを聞け
2025年12月 2日号(11/26発売)

「天井なき監獄」を生きるパレスチナ自治区ガザの若者たちが世界に向けて発信した10年の記録

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで墜落事故、浮き彫りになるインド空軍の課題
  • 2
    【最先端戦闘機】ミラージュ、F16、グリペン、ラファール勢ぞろい ウクライナ空軍は戦闘機の「見本市」状態
  • 3
    7歳の息子に何が? 学校で描いた「自画像」が奇妙すぎた...「心配すべき?」と母親がネットで相談
  • 4
    【寝耳に水】ヘンリー王子&メーガン妃が「大焦り」…
  • 5
    【クイズ】次のうち、マウスウォッシュと同じ効果の…
  • 6
    100年以上宇宙最大の謎だった「ダークマター」の正体…
  • 7
    「攻めの一着すぎ?」 国歌パフォーマンスの「強めコ…
  • 8
    がん患者の歯のX線画像に映った「真っ黒な空洞」...…
  • 9
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 10
    7歳の娘の「スマホの検索履歴」で見つかった「衝撃の…
  • 1
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるようになる!筋トレよりもずっと効果的な「たった30秒の体操」〈注目記事〉
  • 2
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで墜落事故、浮き彫りになるインド空軍の課題
  • 3
    ポルノ依存症になるメカニズムが判明! 絶対やってはいけない「3つの行動」とは?【国際研究チーム】
  • 4
    マムダニの次は「この男」?...イケメンすぎる「ケネ…
  • 5
    AIの浸透で「ブルーカラー」の賃金が上がり、「ホワ…
  • 6
    海外の空港でトイレに入った女性が見た、驚きの「ナ…
  • 7
    【最先端戦闘機】ミラージュ、F16、グリペン、ラファ…
  • 8
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 9
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベー…
  • 10
    老後資金は「ためる」より「使う」へ──50代からの後…
  • 1
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」はどこ?
  • 2
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 3
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 6
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸…
  • 7
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 8
    【クイズ】クマ被害が相次ぐが...「熊害」の正しい読…
  • 9
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 10
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」は…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中