プレスリリース

徳島県の企業団体と台湾苗栗台中地域の企業団体が経済・文化・観光・農村振興相互協力を目的にMOUを締結

2024年08月13日(火)17時00分
農業部農村発展及び水土保持署(日本の農林水産省にあたる機関。以下、水保署)台中分署の発案、企画で、株式会社オリジナル統括の下、8月9日の夜、徳島県中州町のTHE PACIFIC HARBORにて「経済・文化・観光・農村振興相互協力MOU締結式」を日台共同で開催しました。台湾代表団は、水保署署長の李鎮洋氏と苗栗県政府農業処処長の陳樹義氏が率い、台湾の中部の企業や民間組織(苗栗県公館郷農会、苗栗市農会、台中市霧峰区農会、樹生ワイナリー、台湾祺峰休閒事業有限公司、台湾観光旅行業交流協会、馨樂旅行社、台湾珈琲研究室)、徳島県の企業や民間組織(徳島県酒造組合、株式会社ときわ、徳島港湾荷役株式会社、株式会社エアトラベル徳島、四究会)が参加し、日本と台湾の友好的な交流と産業の相互協力について意見交換しました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/406335/LL_img_406335_1.jpg
MOU締結式 締結団体の集合写真

<「天茶」 ― 日本と台湾を繋ぐ物語(1)>
台湾紅茶の父、開祖とも呼ばれる新井耕吉郎は、日本統治下の台湾において紅茶の栽培や研究、普及活動に一生を捧げました。100年以上の時を経て、中苗地区苗栗市農会が開発した「猫裏紅茶」は、小葉種の紅茶で、味わいが滑らかで甘く、喉越しも良く、台湾の代表的な烏龍茶、東方美人茶の萎凋工程を取り入れた製茶プロセスを経た茶葉は、香りが濃厚で、リッチな蜜のような果実の香りが広がります。喉奥の余韻は、台湾紅茶に尽力した日本人の記憶とともに長く残り続けます。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/406335/LL_img_406335_14.jpg
MOU交流会 台湾苗栗県の名産猫裏紅茶

<「地酒」 ― 日本と台湾を繋ぐ物語(2)>
台湾東部の花蓮県吉安郷は日本の統治下にあった明治時代以降、徳島県の吉野川流域から多くの人が移住したことから「吉野村」と呼ばれていました。当時の花蓮・吉野村で酒米として生産されていたお米「吉野一号」は重要な農作物でした。
台湾の霧峰農会ワイナリーは、花蓮の農業改良場に保存されていた「吉野一号」の種籾を使い、13年から少量で栽培を始め、自家採種しながら徐々にその生産量を増やしてきました。その「吉野一号」を使って作られたお酒「吉野瑞光」が今年誕生します。この瑞光吉野の発売は今回の徳島県でのMOU締結のタイミングで行われました。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/406335/LL_img_406335_15.jpg
MOU交流会 台湾清酒吉野瑞光

<「天茶地酒」ブランドの誕生>
今回の締結式に先駆け、新しいブランドが誕生した。天茶地酒(てんちゃちしゅ)という名称の由来は、中国の老子の『道徳経』の中の天長地久(てんちょうちきゅう)に起因しています。これは、自己のため存在するのでなければ、サステナブル、永遠に生存できる、を意味しています。
国境を超えた2つの地域=ローカルが手を組んで、1つのブランドを構築し、それぞれの長所を活かした新しい商品を開発し、それを世界=グローバルに展開していくことが目的です。


日本と台湾の14の団体による相互協力覚書の締結により、両国の農村振興、国際的なマーケティングと宣伝の機会を活用し、さらに盤石で長期的な協力関係を構築することを目指します。また産業の面だけでなく、観光や文化の面でも双方向の発展が期待されます。


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米上院議員、台湾立法院に防衛特別予算の承認要請 頼

ワールド

フィリピン格付け見通し「安定的」に引き下げ、中東紛

ワールド

航空・旅行業界、イラン停戦でも直ちに苦境改善せず 

ビジネス

米大手行、資本要件緩和で余剰資本最大3200億ドル
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプの大誤算
特集:トランプの大誤算
2026年4月14日号(4/ 7発売)

国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで代用した少女たちから10年、アジア初の普遍的支援へ
  • 2
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライナ軍司令官 ロシア軍「⁠春の​攻勢」は継続
  • 3
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文章」...歴史を塗り替えかねない、その内容とは?
  • 4
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 5
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの…
  • 6
    キッチンスポンジ使用の思いがけない環境負荷...マイ…
  • 7
    高学力の男女で見ても、日本の男女の年収格差は世界…
  • 8
    戸建てシフトで激変する住宅市場
  • 9
    アメリカとイランが2週間の停戦で合意...ホルムズ海…
  • 10
    「仕事ができる人」になる、ただ1つの条件...「頑張…
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始めた限界
  • 3
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐせ・ワースト1
  • 4
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライ…
  • 5
    韓国、生理用品無償支給を7月から開始 靴の中敷きで…
  • 6
    「地獄を見る」のは米国か──イラン地上侵攻なら革命…
  • 7
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 8
    米軍が兵器を太平洋から中東に大移動、対中抑止に空白
  • 9
    【銘柄】イラン情勢で一躍脚光の「NEC」 防衛・宇宙…
  • 10
    古代のパピルスから新たに見つかった「2500年前の文…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 6
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中