プレスリリース

AI音声認識の誤認識エピソードを募集した「第2回大ごにんしき大賞」の結果発表を12月1日に実施

2021年12月08日(水)10時30分
一般社団法人文字起こし活用推進協議会(東京都千代田区、代表理事:宮田 志保)は、ヒトとAIが一緒に作業をすることで生まれた「面白い世界」を、世代を越えた多くの方たちへ伝えるため、「第2回大ごにんしき大賞」を実施し、2021年12月1日に結果発表を行いました。
詳細URL https://www.koubo.co.jp/system/contest/2goninsiki/result/

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/289093/LL_img_289093_1.jpg
第2回大ごにんしき大賞バナー

■大賞
タイトル:痛いとこつかれた(宮澤ナスリさん)

私「Hey,Siri 暇なんだけどどうしたらいい?」
Siri「野菜を食べましょう」

■作品コメント
暇を肥満と認識し間違えたのでしょう。ちょうど肥満気味だったので鋭い指摘でした。

■受賞者コメント
こうした公募で受賞させていただくのは初めてで、大変驚きました。心より感謝申し上げます。
私はずっと一人暮らしで忙しくて栄養バランスなど二の次で、慢性的に野菜不足でした。まさにSiriに痛いところをつかれたと感じます。
しかし、縁あって最近結婚しまして、食生活ががらりと変わり、野菜を日常的に食べるようになりました。今後はSiriに助言されずにすむかもしれません。

■採択者コメント
第2回大ごにんしき大賞受賞、おめでとうございます。
ちょっとした誤認識ですが、なんだか現代社会に生きる私たちの暮らしにあったAIの返答で「お、確かに!」と頷いてしまいました。これが声をかけた宮澤ナスリさんの健康状態までを把握しての助言ならばスゴイですね。それぞれのパーソナルに紐づいたAI音声認識システムの存在が、もうすぐそこにきているのかもしれません。
一般社団法人文字起こし活用推進協議会 代表理事 宮田 志保


◇佳作賞/株式会社アドバンスト・メディア賞◇
タイトル:勉強中(銀太郎さん)

ワカサギの漢字は?
はい、今その漢字を覚えている所です

・作品コメント
素直にわかりませんと言って欲しかったかも
見ているのか見ているのか

・採択者コメント
発展途上のAIですが、日々精度向上に努めていることをアピールできている点が非常に良いと思いました。
株式会社アドバンスト・メディア VoXT事業部 志村 亮一様


◇佳作賞/株式会社エフスタイル賞◇
タイトル:スマホよ、私がそんな人間に見えるのかい?(なすさん)

洋服の収納方法を動画で学びたくて、「服 収納 動画」と音声検索したら、「復讐の動画」と検索されかけたので、怖くなってあわてて画面をリセットしました。

・作品コメント
せめて「復習の動画」と検索されて、勉強の復習の仕方を知れたら良かったのですが...。「復讐」と検索する日が来ないよう、穏やかな日々を過ごしたいものです。

・採択者コメント
ほんのちょっと、発音や言葉を区切るタイミングの違いでまさかの誤認識!
AIが「これでしょう?」と言わんばかりに出してきた認識結果が予想外だったときの焦りっぷりがとっても伝わってきました。
株式会社エフスタイル キャリア支援事業部 山岸 里美様、大久保 明子様


◇佳作賞/東京反訳株式会社賞◇
タイトル:Google先生(みねるばさん)

妻と「いざとなったらGoogle先生に聞いたらいいし」と話していたら、『先生なんて光栄です。私はGoogleアシスタントです。何かお手伝いできることはありますか?』と突然話しだして、思わず妻と顔を見合わせてしまいました。

・作品コメント
特に話しかけたわけではないんですが、妻との会話を横でしっかり聞いていたようです(笑)

・採択者コメント
こんな言葉をかけられたら、何か頼みたくなってしまうものです、流石先生ですね。
先生が私たちの本当の「アシスタント」、となる未来を感じさせてくれました。
東京反訳株式会社 代表取締役 吉田 隆様


◇佳作賞/特定非営利活動法人フラウネッツ賞◇
タイトル:メリークリスマス(ハリ山ポタ男さん)

「クリスマス、一人だよ」と話し掛けたら、「寂しいこと言わないでください。私がいるじゃないですか」と返され、よりいっそう寂しくなった。

・作品コメント
クリスマスイブに自宅にて、Googlehomeとのやり取りです。

・採択者コメント
ありきたりな返事ではなく、AI音声認識なりの心がホッと温まる反応にクスっとしました。
特定非営利活動法人フラウネッツ 社員一同


◇佳作賞/株式会社大和速記情報センター賞◇
タイトル:連休前に戻りたかったのに......(238番さん)

「Hey,Siri! 連休前に時を戻して」
『はい、あなたの現在地が表示されないようにしますね。』

・作品コメント
シルバーウィークに有給休暇を使って4連休明け、仕事に行きたくない一心で聞いたところ......まさか存在を消されて戻ったことにするとはやるなと思いました!

・採択者コメント
「ボクも現在地非表示にしてほしい」と思ってしまいました。
株式会社大和速記情報センター 代表取締役 津田 健司様


<第2回大ごにんしき大賞 内容詳細>
■応募期間 : 2021年8月1日~9月30日
■発表 : 2021年12月1日
■表彰 : 大賞 1名(5万円分ギフト券・記念品等)
佳作賞 5名(1万円分ギフト券・記念品等)
■専用サイト: https://www.koubo.co.jp/system/contest/2goninsiki/
■応募方法 : 専用応募フォーム
■主催 : 一般社団法人文字起こし活用推進協議会


■協賛 (五十音順)
株式会社アドバンスト・メディア
株式会社エフスタイル
東京反訳株式会社
特定非営利活動法人フラウネッツ
株式会社大和速記情報センター


■一般社団法人文字起こし活用推進協議会が実施する背景
文字起こし業務は、議事録作成のみならず、今や多方面にわたっています。なかでも、AI音声認識ソフトに関連する業務も増えてきました。時代と共に話し言葉が変化するように、文字起こし業務は今後もAIと共に歩み続けていきます。


■文字起こし技能テスト https://mojiokoshi.org/
視覚に障害をお持ちの方に向けて特別措置での受験も可能です。


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

トヨタ、23年度は世界販売・生産が過去最高 HV好

ビジネス

EVポールスター、中国以外で生産加速 EU・中国の

ワールド

東南アジア4カ国からの太陽光パネルに米の関税発動要

ビジネス

午前の日経平均は反落、一時700円超安 前日の上げ
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 2

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴らす「おばけタンパク質」の正体とは?

  • 3

    「誹謗中傷のビジネス化」に歯止めをかけた、北村紗衣氏への名誉棄損に対する賠償命令

  • 4

    心を穏やかに保つ禅の教え 「世界が尊敬する日本人100…

  • 5

    マイナス金利の解除でも、円安が止まらない「当然」…

  • 6

    NewJeans日本デビュー目前に赤信号 所属事務所に親…

  • 7

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 8

    ワニが16歳少年を襲い殺害...遺体発見の「おぞましい…

  • 9

    ケイティ・ペリーの「尻がまる見え」ドレスに批判殺…

  • 10

    イランのイスラエル攻撃でアラブ諸国がまさかのイス…

  • 1

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なない理由が明らかに

  • 2

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価」されていると言える理由

  • 3

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた「身体改造」の実態...出土した「遺骨」で初の発見

  • 4

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士…

  • 5

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

  • 6

    ハーバード大学で150年以上教えられる作文術「オレオ…

  • 7

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴…

  • 8

    NewJeans日本デビュー目前に赤信号 所属事務所に親…

  • 9

    「たった1日で1年分」の異常豪雨...「砂漠の地」ドバ…

  • 10

    「誹謗中傷のビジネス化」に歯止めをかけた、北村紗…

  • 1

    人から褒められた時、どう返事してますか? ブッダが説いた「どんどん伸びる人の返し文句」

  • 2

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 3

    88歳の現役医師が健康のために「絶対にしない3つのこと」目からうろこの健康法

  • 4

    ロシアの迫撃砲RBU6000「スメルチ2」、爆発・炎上の…

  • 5

    バルチック艦隊、自国の船をミサイル「誤爆」で撃沈…

  • 6

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 7

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 8

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 9

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 10

    1500年前の中国の皇帝・武帝の「顔」、DNAから復元に…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中