プレスリリース

『世界の切手でみるランの物語』を沖縄県立博物館・美術館にて12月14日(火)から12月26日(日)まで開催 ~小さな芸術品を通して見るランの大きな世界~

2021年12月13日(月)10時30分
一般財団法人沖縄美ら島財団は日本郵便株式会社沖縄支社との共催により、12月14日(火)から企画展「世界の切手でみるランの物語」を沖縄県立博物館・美術館(県民ギャラリー1・2)で開催いたします。(会期12月26日(日)まで)
ランは地上の植物の中で最も多様化したグループで、その華やかなイメージから、多くの国で切手の題材に取り上げられています。本展覧会では沖縄美ら島財団が所蔵する、世界中の植物が描かれた切手のコレクション約10,700点の中から、ランが描かれた切手約800点を中心に展示します。ランの進化の歴史や人類との関わりを紹介するとともに、それが切手でどのように取り上げられてきたのかを様々な切り口で紹介します。
切手という「小さな芸術品」から垣間見える、ランという植物の大きく多様な世界をお楽しみ下さい。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/289553/LL_img_289553_1.jpg
ランと送粉昆虫が描かれた切手(マダガスカル 1985年)

〈展覧会概要〉
展覧会名: 企画展「世界の切手でみるランの物語」
会期 : 2021年12月14日(火)~12月26日(日)
主催 : 一般財団法人沖縄美ら島財団
共催 : 日本郵便株式会社沖縄支社
協力 : 沖縄県立博物館・美術館、国立印刷局お札と切手の博物館、
琉球大学博物館(風樹館)、東北大学植物園、沖縄県蘭協会
開催場所: 沖縄県立博物館・美術館 県民ギャラリー1・2
所在地 : 〒900-0006 沖縄県那覇市おもろまち3丁目1番1号
観覧料 : 無料
開館時間: 9:00~18:00(金・土は20:00)入場は閉館の30分前まで
休館日 : 12月20日(月)


〈プロローグ 郵便と切手の歴史〉
日本の郵政150周年にあたる今年、近代郵便制度とともに誕生した切手の役割と、日本や沖縄の郵便と切手の歴史をふりかえります。
1. 花とランの切手
花やランが、いつどのように切手に現れ、現在のように多くの種類が発行されるようになったのか、その歴史をひもときます。
2. 印刷技術とラン切手(協力 国立印刷局お札と切手の博物館)
切手の印刷は、偽造防止の技術革新と共に発展してきました。ランの切手の多様化に印刷技術が果たした役割を解説します。
3. ランの研究と切手
ランという植物の多様化の歴史を明らかにしてきた様々な研究と、それが切手の図柄にどう反映されてきたのかを紹介します。
4. ランの絵画と切手
写真のない時代に発展をとげた写実的な植物画を切手の画面に凝縮した、ラン絵画切手の珠玉の逸品を紹介します。
5. ランの産業と切手
世界におけるランの産業化(花卉園芸、バニラ産業)の歴史をひもとき、その下に誕生した栽培種の切手を紹介します。
6. 自然保護とラン切手
自然保護を啓発するために発行された切手に、ランがどのように描かれてきたのか、国内外の実例をあげて解説します。
7. ランに見る切手のお国柄
世界のランを中心とする植物の切手を紹介しながら、ランが切手に描かれる頻度やその地域差の背景にあるものを考えます。


〈関連催事〉
催事名: 講演会 第1部「切手から眺める世界」
第2部「ラン切手の世界」
日時 : 12月14日(火)13:30~16:10(13:00開場)
会場 : 博物館講座室(定員50名)
講師 : 第1部 切手デザイナー 玉木 明 氏(日本郵便株式会社 本社)
第2部 米倉 浩司(一般財団法人沖縄美ら島財団)
参加費: 無料(事前申込制)


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

日経平均は安寄り後一進一退 ハイテク株高い

ワールド

スウェーデン、26年成長率は3%に上方修正 今年0

ワールド

マイクロソフト、「シェアポイント」攻撃受け一部中国

ワールド

ベラルーシとイラン、軍事協力など関係深化へ 首脳会
MAGAZINE
特集:台湾有事 そのとき世界は、日本は
特集:台湾有事 そのとき世界は、日本は
2025年8月26日号(8/19発売)

中国の圧力とアメリカの「変心」に危機感。東アジア最大のリスクを考える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「死ぬほど怖い」「気づかず飛び込んでたら...」家のプールを占拠する「巨大な黒いシルエット」にネット戦慄
  • 2
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人」だった...母親によるビフォーアフター画像にSNS驚愕
  • 3
    中国で「妊娠ロボット」発売か――妊娠期間も含め「自然に近い」と開発企業
  • 4
    20代で「統合失調症」と診断された女性...「自分は精…
  • 5
    夏の終わりに襲い掛かる「8月病」...心理学のプロが…
  • 6
    広大な駐車場が一面、墓場に...ヨーロッパの山火事、…
  • 7
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医…
  • 8
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 9
    習近平「失脚説」は本当なのか?──「2つのテスト」で…
  • 10
    頭部から「黒い触手のような角」が生えたウサギ、コ…
  • 1
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 2
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに感染、最悪の場合死亡も
  • 3
    将来ADHDを発症する「幼少期の兆候」が明らかに?...「就学前後」に気を付けるべきポイント
  • 4
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 5
    頭部から「黒い触手のような角」が生えたウサギ、コ…
  • 6
    「死ぬほど怖い」「気づかず飛び込んでたら...」家の…
  • 7
    「笑い声が止まらん...」証明写真でエイリアン化して…
  • 8
    【クイズ】次のうち、「海軍の規模」で世界トップ5に…
  • 9
    「長女の苦しみ」は大人になってからも...心理学者が…
  • 10
    債務者救済かモラルハザードか 韓国50兆ウォン債務…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 4
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 5
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 6
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 7
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 8
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 9
    将来ADHDを発症する「幼少期の兆候」が明らかに?...…
  • 10
    イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中