Picture Power

【写真特集】写真展『プリピクテ』 「嵐」が生む不安と混乱を、再生の力と共に描いて 

A WORLD BATTERED BY STORMS

Photographs by 国際写真賞『プリピクテ Storm(嵐)』より

2025年12月12日(金)11時37分

バラージュ・ガールディ(Balazs Gardi)<br />
<シリーズタイトル> 『ザ・ストーム』(The Storm)<br />
<作品タイトル> 2021年1月6日午後1時46分、ワシントンD.C.(2021年)<br />
▶米連邦議会議事堂襲撃事件を記録し、民主主義の危機を問う。この暴動はアメリカ建国の理念をどう変えるのだろうか<br />
Credit: Courtesy Balazs Gardi

バラージュ・ガールディ(Balazs Gardi) <シリーズタイトル> 『ザ・ストーム』(The Storm) <作品タイトル> 2021年1月6日午後1時46分、ワシントンD.C.(2021年) ▶米連邦議会議事堂襲撃事件を記録し、民主主義の危機を問う。この暴動はアメリカ建国の理念をどう変えるのだろうか Credit: Courtesy Balazs Gardi



アルフレド・ジャー(Alfredo Jaar)<br />
<シリーズタイトル>  『ジ・エンド』(The End)<br />
<作品タイトル> ジ・エンド(GSL_a)(2025年)<br />
▶水資源の過剰な使用によって消滅の危機にあるユタ州グレートソルト湖。科学者たちはこの状況を「環境的核爆弾」と呼ぶ。湖の悲劇的な運命、深い美しさと哀愁を写し取り、プリピクテ賞を受賞<br />
Credit: Courtesy Alfredo Jaar

アルフレド・ジャー(Alfredo Jaar) <シリーズタイトル> 『ジ・エンド』(The End) <作品タイトル> ジ・エンド(GSL_a)(2025年) ▶水資源の過剰な使用によって消滅の危機にあるユタ州グレートソルト湖。科学者たちはこの状況を「環境的核爆弾」と呼ぶ。湖の悲劇的な運命、深い美しさと哀愁を写し取り、プリピクテ賞を受賞 Credit: Courtesy Alfredo Jaar




カミール・シーマン(Camille Seaman)<br />
 <シリーズタイトル> 『ザ・ビッグ・クラウド』<br />
(The Big Cloud)<br />
<作品タイトル> 農場に現れた美しい怪物(2012年6月22日、ネブラスカ州ロッジポール、中部標準時19時15分)<br />
▶直径80キロ、高さ20キロに達するスーパーセル(巨大積乱雲)の迫力は、万物の二面性を物語る。破壊なくして創造はなく、強大な積乱雲は恐ろしくも美しい<br />
Credit: Courtesy Camille Seaman

カミール・シーマン(Camille Seaman) <シリーズタイトル> 『ザ・ビッグ・クラウド』 (The Big Cloud) <作品タイトル> 農場に現れた美しい怪物(2012年6月22日、ネブラスカ州ロッジポール、中部標準時19時15分) ▶直径80キロ、高さ20キロに達するスーパーセル(巨大積乱雲)の迫力は、万物の二面性を物語る。破壊なくして創造はなく、強大な積乱雲は恐ろしくも美しい Credit: Courtesy Camille Seaman



ロベルト・ワルカヤ(Roberto Huarcaya)<br />
<シリーズタイトル>  『アマゾグラマス』<br />
(Amazogramas)<br />
 <作品タイトル>アマゾグラマ #1(ディテール)(2014年)<br />
▶アマゾン川水系の川床に横たわるヤシの木を、4度の稲妻の閃光で感光紙に焼き付けた。大自然と人間の共創が生んだ作品<br />
Credit: Courtesy Roberto Huarcaya abd Rolf Art, Buenos Aires

ロベルト・ワルカヤ(Roberto Huarcaya) <シリーズタイトル> 『アマゾグラマス』 (Amazogramas) <作品タイトル> アマゾグラマ #1(ディテール)(2014年) ▶アマゾン川水系の川床に横たわるヤシの木を、4度の稲妻の閃光で感光紙に焼き付けた。大自然と人間の共創が生んだ作品 Credit: Courtesy Roberto Huarcaya abd Rolf Art, Buenos Aires



レティシア・ヴァンソン(Laetitia Vançon)<br />
 <シリーズタイトル> 『オデーサへの賛歌』<br />
(Tribute to Odesa)<br />
<作品タイトル> 心のままに踊り続けよう(2022年)<br />
▶戦争という「嵐」の真っただ中にありながら、不屈の精神と尊厳を保つウクライナ・オデーサに暮らす人々。その静かな抵抗と希望をたたえる作品<br />
Credit: Courtesy Laetitia Vançon

レティシア・ヴァンソン(Laetitia Vançon) <シリーズタイトル> 『オデーサへの賛歌』 (Tribute to Odesa) <作品タイトル>心のままに踊り続けよう(2022年) ▶戦争という「嵐」の真っただ中にありながら、不屈の精神と尊厳を保つウクライナ・オデーサに暮らす人々。その静かな抵抗と希望をたたえる作品 Credit: Courtesy Laetitia Vançon



パトリツィア・ゼラノ(Patrizia Zelano)<br />
 <シリーズタイトル> 『ヴェネツィアの高潮』<br />
(Acqua Alta a Venezia)<br />
 <作品タイトル>アクア・アルタ・ア・ヴェネツィア #24(2019年)<br />
▶2019年にヴェネツィアを襲った高潮の被害から救出した百科事典、科学論文、文学作品などの書物を撮影し、文化のもろさと回復力を示している<br />
Credit: Courtesy Patrizia Zelano and Zamagni Arte, Rimini

パトリツィア・ゼラノ(Patrizia Zelano) <シリーズタイトル> 『ヴェネツィアの高潮』 (Acqua Alta a Venezia) <作品タイトル>アクア・アルタ・ア・ヴェネツィア #24(2019年) ▶2019年にヴェネツィアを襲った高潮の被害から救出した百科事典、科学論文、文学作品などの書物を撮影し、文化のもろさと回復力を示している Credit: Courtesy Patrizia Zelano and Zamagni Arte, Rimini



ボードワン・ムワンダ(Baudouin Mouanda)<br />
 <シリーズタイトル> 『ある季節の空』<br />
(Ciel de saison / Seasonal Sky)<br />
<作品タイトル> 野菜売りの店で(2020年)<br />
(Chez la marchande de légumes)<br />
▶コロナ禍にあった2020年にコンゴ共和国の首都ブラザビルで起きた洪水を、被災者たちの協力で再現した。現地では雨の脅威が恒常的なものになっている<br />
Credit: Courtesy Baudouin Mouanda

ボードワン・ムワンダ(Baudouin Mouanda) <シリーズタイトル> 『ある季節の空』 (Ciel de saison / Seasonal Sky) <作品タイトル> 野菜売りの店で(2020年) (Chez la marchande de légumes) ▶コロナ禍にあった2020年にコンゴ共和国の首都ブラザビルで起きた洪水を、被災者たちの協力で再現した。現地では雨の脅威が恒常的なものになっている Credit: Courtesy Baudouin Mouanda



トム・フェヒト(Tom Fecht)<br />
<シリーズタイトル>  『ルシフェリン-夕暮れ』<br />
(Luciferines - entre chien et loup)<br />
 <作品タイトル>ルシファーの渦(ルシフェリン #2433)(2020年)<br />
▶海水温上昇により絶滅の危機に瀕した冷水性プランクトン「ルシフェリン」の発光現象。荒れ狂う海面で数百万の個体が酸素に触れることで発生する<br />
Credit: Courtesy Tom Fecht and Laffanour Galerie Downtown, Paris

トム・フェヒト(Tom Fecht) <シリーズタイトル> 『ルシフェリン-夕暮れ』 (Luciferines - entre chien et loup) <作品タイトル> ルシファーの渦(ルシフェリン #2433)(2020年) ▶海水温上昇により絶滅の危機に瀕した冷水性プランクトン「ルシフェリン」の発光現象。荒れ狂う海面で数百万の個体が酸素に触れることで発生する Credit: Courtesy Tom Fecht and Laffanour Galerie Downtown, Paris


【連載21周年】Newsweek日本版 写真で世界を伝える「Picture Power」2025年12月16日号掲載

ニューズウィーク日本版 教養としてのミュージカル入門
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2026年3月17号(3月10日発売)は「教養としてのミュージカル入門」特集。社会と時代を鮮烈に描き出すポリティカルな作品の魅力[PLUS]山崎育三郎ロングインタビュー

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら



今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

原油先物9%上昇、イラン新指導者がホルムズ海峡封鎖

ビジネス

米国株式市場=主要3指数が1.5%超下落、原油急騰

ビジネス

NY外為市場=ドル小幅高、原油高背景に安全資産買い

ワールド

米、ホルムズ海峡で国際有志連合と共に船舶護衛へ=財
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 2
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車整備は収入増、公認会計士・税理士は収入減
  • 3
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃に支持が広がるのか
  • 4
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 5
    「イラン送りにすべき...」トランプ孫娘、警護隊引き…
  • 6
    「映画賞の世界は、はっきり言って地獄だ」――ショー…
  • 7
    2万歩でも疲れない? ディズニー・ユニバで足が痛く…
  • 8
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 9
    イランがドバイ国際空港にドローン攻撃...爆発の瞬間…
  • 10
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 4
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 6
    【長期戦はイラン有利】米側の体制転覆シナリオに暗…
  • 7
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 8
    日本の保護者は自分と同じ「大卒」の教員に敬意を示…
  • 9
    中国はイランを見捨てた? イランの「同盟国」だっ…
  • 10
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 10
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story