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ベネズエラの次はグリーンランド? トランプが掲げる「ドンロー主義」、帝国主義的野心の向かう先
トランプはグリーンランドへの野心をたびたび見せていた Bendix M-shutterstock
<領土や資源への野心を隠さないトランプ。その牙は友好国であるはずのデンマークにも向けられた>
ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領夫妻を拘束したドナルド・トランプ米大統領は1月4日「グリーンランドがノドから手が出るほど必要」と述べた。米国が北大西洋条約機構(NATO)加盟国を攻撃すれば第二次大戦後の大西洋同盟と安全保障体制は終わる。
かつてデンマークの植民地で、現在は同国の一部として広範な自治権を持つグリーンランドにトランプ氏は本当に軍事侵攻するのだろうか、それとも交渉を優位に進めるための「はったり」なのか。デンマークのメッテ・フレデリクセン首相は地元テレビ局やSNSでこう警告した。
「もし米国がNATO加盟国を軍事攻撃することを決めたなら、NATOを含むすべてが停止し、第二次大戦後の安全保障も失われるだろう」「友人同士の間で脅迫や圧力、併合の話は必要ない。責任感、安定性、忠誠心を何度も示してきた人々に対し、そのような話し方は不適切だ」
「私たちは売り物でも、誰かのチェスの駒でもない」
フレデリクセン氏はこう付け加えた。「もうたくさんだ。これ以上の圧力も、あてこすりも、併合の空想もいらない。グリーンランドは対話には応じるが、適切な外交チャネルを通じ、国際法に則って行われるべきだ。SNS上の失礼な不規則投稿によるべきではない」
昨年12月、トランプ氏がグリーンランド担当特使に米ルイジアナ州のジェフ・ランドリー知事(共和党)を任命した際、経済的基盤が整わない状況での拙速な独立に慎重なグリーンランド自治政府のイェンス=フレデリック・ニールセン首相はこう反応した。
「自分たちの未来は自分たちで決める。グリーンランドはグリーンランド人のものであり、領土の一体性は尊重されなければならない。米国などの国々と協力する意思はあるが、あくまで互いの主権を尊重し合うことが条件だ。私たちは売り物でも、誰かのチェスの駒でもない」
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