- HOME
- コラム
- デジタル権威主義とネット世論操作
- ロシアが仕掛ける「影の戦争」──進化するハイブリッ…
ロシアが仕掛ける「影の戦争」──進化するハイブリッド脅威と日本の脆弱性
geralt -pixabay-
<ハイブリッド脅威とは、サイバー攻撃や認知戦にとどまらず、情報操作、破壊工作、経済圧力などを組み合わせて相手国を弱体化させる「戦争未満」の攻撃だ...>
ハイブリッド脅威というと、サイバー空間における攻撃や認知戦を思い浮かべる人が多い。しかし実際には、それにとどまらず、広範な非軍事活動を含む概念である。一般的には「正式な宣戦布告を伴う戦争行為の閾値を下回る活動」と説明される。
ハイブリッド脅威とは何か
より具体的には、「相手国を弱体化させるための情報操作、サイバー攻撃、経済的影響力の行使、政治的圧力、外交的手段、軍事力による威嚇など」を指す。
具体例としては、情報操作、サイバー攻撃、キネティック作戦(物理的破壊活動)、社会的分断の拡大・過激化、資金提供などが挙げられる。私がこれまで扱ってきたデジタル影響工作や認知戦も情報操作に含まれる。キネティック作戦とは物理的な破壊工作などを意味し、ドローンによる領空侵犯などもこれに該当する。
日本に暮らしていると、この概念は抽象的に映りやすい。しかし、ハイブリッド脅威は特定の歴史的・地政学的文脈の上に成立している。とりわけ現在、話題の中心にあるのはロシアである。
「ハイブリッド戦」という言葉が広く知られるようになった契機は、2014年のロシアによるクリミア半島併合である。ロシアは従来の軍事的手段を用いた侵攻ではなく、非正規部隊、情報操作などを組み合わせた手法を用いた。この戦い方が「ハイブリッド戦」と呼ばれ、概念が一般化した。
大きな転換点は2022年のウクライナへの本格的な軍事侵攻である。それ以降、ロシアはハイブリッド脅威を補助的手段ではなく、戦争遂行のための重要な手段として大規模に展開し始めた。その狙いは、ヨーロッパ諸国を不安定化させ、ウクライナ支援を弱体化させることにあった。
オンライン詐欺は「産業」になった...GDPの半分を占める闇経済と国家への浸透 2026.03.23
ロシアが仕掛ける「影の戦争」──進化するハイブリッド脅威と日本の脆弱性 2026.02.19
世界に広がる虚無主義的暴力過激派(NVE)...ポスト・イデオロギー時代の新たな脅威 2026.01.25
顔も位置もDNAも把握される――米国で現実化する「SF級監視国家」 2026.01.03
静かに進む「デジタル植民地化」──なぜ日本はデジタル主権を語らないのか 2025.11.28
アメリカのサイバー戦略はなぜ失敗したのか──中国が築く「閉鎖ネット」と地政学的優位 2025.10.23
認知戦で狙われているのは誰なのか?──影響工作の本当の標的 2025.09.03
-
生成AI商材/大手外資系「インサイドセールス「SV候補」」/その他コンサルティング系
ブリッジインターナショナル株式会社
- 東京都
- 年収340万円~450万円
- 正社員
-
経理事務/青砥駅 外資系企業での経理財務経験5年以上 英語力必須 自動車部品のメ カ・販売企業での経理正社員
プロフィット株式会社
- 東京都
- 月給32万6,000円~
- 正社員
-
八王子・大手外資系精密機器メーカでの人事採用担当
マンパワーグループ株式会社
- 東京都
- 月給25万円~40万円
- 正社員
-
プラットフォーム開発運用保守/東京都/業務系SE・PG/都営大江戸線都庁前駅から徒歩2分
商船三井システムズ株式会社
- 東京都
- 年収563万円~1,014万円
- 正社員






