イスラエル、レバノン南部要衝で地上攻撃 直接会談控え攻勢強化
イスラエルとの国境付近、レバノン南部の破壊された家屋。イスラエル側から13日撮影。REUTERS/Florion Goga
Laila Bassam Steven Scheer Jana Choukeir
[ベイルート/エルサレム 13日 ロイター] - イスラエル軍は13日、イスラム教シーア派組織ヒズボラ戦闘員からレバノン南部の要衝ビントジュベイルを奪取するための攻撃を開始した。両国の直接会談を翌日に控え、イラン支援下にあるヒズボラに対する攻勢を強めた形だ。
イスラエル軍報道官とレバノンの治安筋によると、レバノン南部では、イスラエル軍がビントジュベイルを包囲、地上攻撃を実施した。一方、レバノン情報筋によると、市内に立てこもっているヒズボラ戦闘員らは徹底抗戦の構えを見せているという。ビントジュベイルはヒズボラの拠点であり、戦略的・象徴的な重要性をもつ。
レバノンとイスラエルの駐米大使は14日、ワシントンで直接会談を行う予定であるものの、交戦状態にある両国による直接会談の見通しは不透明だ。イスラエルは停戦協議に応じない姿勢を示しており、ヒズボラもイスラエルとの直接交渉に反対している。一方、レバノン外相は、同国は直接交渉を通じて停戦を求めるとの考えを表明しており、レバノン国内における政治的緊張の急速な悪化を浮き彫りにしている。





