サウジ・ヤンブー港からの原油積み出し量、3月は過去最高ペース
写真はサウジアラビアの国旗とオイルジャッキのイメージ。3月2日撮影。REUTERS/Dado Ruvic
Nerijus Adomaitis
[オスロ 18日 ロイター] - サウジアラビアによる紅海に面したヤンブー港からの3月の原油積み出し量は、過去最高の日量380万バレルに上る見通しになっていることが、船舶データで18日明らかになった。
米国・イスラエルによるイラン攻撃開始以降、ホルムズ海峡が事実上封鎖される中で、イラクやクウェート、アラブ首長国連邦(UAE)は代替輸送ルートが限られるため減産を余儀なくされている。
しかしサウジは東部油田地帯からパイプライン経由でヤンブー港に最大で日量700万バレルを送ることができるので、大幅な減産の回避が可能だ。
国有石油会社サウジアラムコは10日、パイプラインで輸送する原油のうち約500万バレルが輸出に向けられ、残りは国内の精製施設に供給すると明らかにした。
LSEGの船舶データに基づくと、3月中にヤンブー港で原油を積み込むタンカーは70隻前後となり、別に40隻ほどが同港に向かって航行中という。
輸出先の大半はアジアで、中国向けが約220万バレルと最も多い。
ヤンブー港における3月に入ってこれまでの平均原油積み出し量は260万バレル。2月は140万バレル、1月は130万バレルだった。





