香港行政長官、原油高に「強い懸念」 供給網の混乱注視
2025年12月16日、北京で記者会見を行う香港のジョン・リー行政長官(2026年 ロイター/Tingshu Wang)
[香港 17日 ロイター] - 香港の李家超(ジョン・リー)行政長官は17日の会見で、米・イスラエルによる対イラン攻撃に伴う原油価格の上昇について「強く懸念している」と述べた。
供給網の混乱と燃料価格の高騰により、香港や他のアジア諸国が衝撃と変動に見舞われるとの認識を示した。
李氏は政府としてエネルギー供給の安定確保に取り組むとともに、供給や価格に関する情報の透明性を高めると表明。「紛争が石油供給の混乱を招いており、当然リスクはある」とし、当局がリスク軽減と価格変動の監視に努めていると述べた。
また「政府は地元の航空会社と連絡を取り合っているほか、燃料供給業者とも会合を持つ予定だ。各社が社会的責任を認識するように努める」と述べた。
香港のキャセイパシフィック航空は、ドバイ、リヤドへの全便の運航停止期間を3月31日まで延長した。
一方で、李氏はこうしたリスクにもかかわらず、中東での紛争は「香港の強みを浮き彫りにした」とし、香港に新たな機会をもたらすとの見解を示した。「分散投資と投資の安全性を求める投資家や企業は、間違いなく香港に目を向けるだろう」と述べた。





