英、中東紛争に巻き込まれずとスターマー氏 ホルムズ海峡では「協力」
2026年3月16日、ロンドンのダウニング街で中東情勢について報道陣に語るスターマー英首相(2026年 ロイター/BROOK MITCHELL)
Elizabeth Piper Sarah Young
[ロンドン 15日 ロイター] - スターマー英首相は16日、英国がイランを巡る紛争に巻き込まれることはないとしつつも、ホルムズ海峡の航行再開に向けた「実現可能な」計画について同盟国と協力していくと述べた。
エネルギーコスト高に対する国民の懸念を和らげることを目的とした記者会見で、イランに対する米とイスラエルによる最初の空爆に参加しなかった自身の決定を改めて正当化した。
トランプ米大統領がホルムズ海峡を通過する船舶護衛への協力を求めたことについては、海峡再開に向けたいかなる行動も排除しなかった。ただし、「可能な限り多くのパートナー」との合意が必要と主張した。
「(石油)市場安定にはホルムズ海峡の封鎖解除が必要だが、それは簡単ではない」とした上で「欧州のパートナーを含む全同盟国と協力し、航行の自由を可能な限り迅速に回復し経済的影響を緩和できる実行可能な共同計画を策定している」と説明した。
エネルギー価格高騰については、労働者支援を最優先に進めると強調。暖房用石油に依存する最も脆弱な世帯を対象とした5300万ポンド(7030万ドル)の支援策を最初の措置として提示し、その他の措置についても継続的に検討すると述べた。





