訂正-中国の原油輸入、1ー2月は15.8%増 製油所稼働と備蓄拡大
3月10日、中国の原油輸入は1─2月に前年同期比15.8%増加した。写真は珠海市の港にある石油・ガスタンク。2018年10月撮影(2026年 ロイター/Aly Song)
(原文の訂正により5段落目の「2500万バレル」を「1200万バレル」に修正します)
Sam Li Lewis Jackson
[北京 10日 ロイター] - 中国の原油輸入は1─2月に前年同期比15.8%増加した。精製業者が高い稼働率を維持するとともに備蓄を積み増したことが背景にある。税関総署のデータで10日明らかになった。
中国は旧正月の連休の影響を平準化するため、1月と2月の輸入統計をまとめて公表している。
1─2月の輸入量は9693万トンで、日量換算では約1199万バレルだった。
中国のコンサルティング会社オイルケムによると、国内製油所の設備稼働率は1月が71.3%、2月が73.2%と、いずれも前年同月を上回った。
船舶追跡会社ボルテクサのアナリスト、エマ・リー氏は、輸入増加の背景について、2026年初めの精製処理量の増加と備蓄の積み増しによるものだと指摘。原油在庫は約1200万バレル(訂正)増加したという。
船舶追跡会社ケプラーのデータによると、海上輸送による原油輸入は1月に日量1088万バレルと前年同月比で210万バレル増え、2月は日量1147万バレルと同170万バレル増加した。
ケプラーのアナリストは「1─2月はロシアからの輸入増加が特に顕著で、前年からほぼ倍増した」と指摘。「インドが購入を減らしたことで、より多くの貨物が中国に向かい、価格も低かったためだ」と説明した。
同氏はまた、イランからの輸入も、価格の低下を背景に、ベネズエラ産原油の代替としてやや増加したと述べた。
税関データによると、軽油、ガソリン、航空燃料、船舶燃料などの石油製品輸出は1─2月に12.7%増の813万トンとなった。
天然ガス輸入は1.1%減の2002万トンだった。





