米ロ首脳が今年初の電話会談、トランプ氏「良い協議」 戦争と平和巡り
3月10日、米国のトランプ大統領とロシアのプーチン大統領は9日、イランでの戦争とウクライナ和平の見通しについて協議した。写真は、ウクライナの戦争終結に向けた協議後の記者会見で、プーチン大統領(左)の隣に立つトランプ大統領(右)。米アラスカ州アンカレッジで2025年8月撮影(2026年 ロイター/Kevin Lamarque)
Nandita Bose Bo Erickson Guy Faulconbridge Vladimir Soldatkin Jarrett Renshaw
[モスクワ/ドラル(米フロリダ州) 10日 ロイター] - 米国のトランプ大統領とロシアのプーチン大統領は9日、イランでの戦争とウクライナ和平の見通しについて協議した。両首脳の電話会談は今年初めて。
ロシア側によると、トランプ氏がプーチン氏に電話をかけ、イラン紛争の早期終結に向けたロシアの考え、ウクライナの戦況、ベネズエラが世界の石油市場に与える影響について話し合った。
一方、トランプ氏は、ウクライナと中東の紛争についてプーチン氏と「非常に良い電話会談」を行ったと述べた。
「プーチン大統領と(ウクライナの)ゼレンスキー大統領の間には非常に強い憎悪がある。両者は全く折り合えないようだが、この問題に関しては前向きな協議だったと思う」と記者団に述べた。
イラン紛争について「(プーチン氏が)協力したいと考えている」とした上で、「『ウクライナとロシアの戦争を終わらせた方が助けになる』と私は言った。その方が役に立つ」と述べた。
また、ロシアのウシャコフ大統領補佐官(外交担当)は、トランプ氏との協議は「非常に実質的」であり、「両国間の今後の作業にとって実践的な意義を持つ可能性が高い」と説明。「停戦と長期的な解決によるウクライナ紛争の迅速な終結」が米国の利益になるとトランプ氏が考えているとの認識を示した上で、ロシア軍のウクライナにおける進撃はウクライナ側が交渉による紛争終結を求めるべき理由になると付け加えた。
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