オランダ最年少首相が就任、少数与党で政策課題は難路
オランダで23日、中道リベラル「民主66」のイェッテン党首(38)が首相に就任した。オランダ史上最年少の首相となる。ライデンで2025年10月撮影(2026年 ロイター/Piroschka van de Wouw)
Bart H. Meijer Charlotte Van Campenhout
[ハーグ 23日 ロイター] - オランダで23日、中道リベラル「民主66」のイェッテン党首(38)が首相に就任した。オランダ史上最年少の首相となる。
イェッテン政権は、民主66、中道右派の自由民主党(VVD)、キリスト教民主勢力(CDA)の3党による連立。下院(定数150)での議席数は合わせて66議席で過半数に満たない少数与党政権で、あらゆる政策提案について野党の支持が必要となる。
政権は、現在国内総生産(GDP)比約2%の国防費を2035年までに北大西洋条約機構(NATO)の新たな目標である3.5%に引き上げる方針。このために所得税への追加課税という形の「自由税」を通じて財源を確保する計画だが、野党は左派から右派まで、福祉や医療の削減を通じて防衛費の歴史的増額を賄うという計画を非難している。反移民・反イスラムの極右自由党(PVV)を率いるウィルダース氏は政権のあらゆる施策に反対する意向を示している。
政権の外相には、元欧州議会議員のトム・ベレンセン氏(CDA)、財務相はエールコ・ハイネン氏(VVD)、国防相は23年にマーク・ルッテ氏からVVD党首を引き継いだディラン・イェジルゲス氏が就く。





