豪サントス、主要事業終了で10%人員削減へ 通期利益予想下回る
豪州アデレードにあるサントス本社。2025年9月18日撮影(2026年 ロイター/Hollie Adams)
[18日 ロイター] - オーストラリアのエネルギー大手サントスが18日発表した2025年通期決算は、コモディティー(商品)価格の低迷や技術的な問題による液化天然ガス(LNG)増産遅れが響き、予想以上の減益となった。プロジェクトの完了に伴う調整で約10%の人員削減を行うと発表した。
ケビン・ギャラガー最高経営責任者(CEO)は、バロッサ洋上LNGプロジェクトの完了、米アラスカのピッカプロジェクト第1段階の完了が近づくにつれ、成長プロジェクトは「基幹事業」に移行するとし、「これらの主要成長プロジェクトが終了して基幹事業に移行し、コスト削減目標を達成するに伴い、従業員数を約10%削減して事業規模を適正化したい」と述べた。
人員削減の詳細は明らかにしていないが、25年度年次報告書によると、総従業員数は約4028人で、400人程度の削減が見込まれる。
26年は「オーストラリア統合石油・ガス事業ポートフォリオの戦略的見直し」を優先的に実施する方針。アナリストからは豪資産売却の可能性を示唆したとの見方が出ている。
25年度基礎利益は前年比25%減の8億9800万米ドル。ビジブルアルファのコンセンサス予想9億0400万米ドルを下回った。
売上高は8%減の49億4000万ドル。





