米FTC、アップルニュースの左派系記事優遇巡る疑惑に懸念
2016年7月28日、米ニューヨークのブルックリンで撮影。REUTERS/Andrew Kelly/File Photo
[11日 ロイター] - 米連邦取引委員会(FTC)は、アップルのニュース集約アプリ「アップルニュース」が左派系メディアの記事を優先的に掲載し、保守系メディアのコンテンツを抑制しているという疑惑について、同社に懸念を表明した。FTCのファーガソン委員長が11日に明らかにした。
ファーガソン氏はアップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)に宛てた書簡で、FTCにはいかなる企業に対しても、政治的な問題について立場を取ったり、イデオロギーに基づいてニュースを編集したりするよう要求する権限はないと述べた。
その上で、アップルの行為が「アップルの利用規約や消費者の合理的な期待に反する場合、FTC法に違反する可能性がある」と指摘した。
FTC法第5条は、不公正または欺瞞(ぎまん)的な行為や慣行を禁止している。
ファーガソン氏は書簡で、「複数の調査によると、ここ数カ月の間、アップルニュースは米国の保守系ニュースソースからの記事を1つも掲載しない一方で、リベラル系出版社の記事を何百本も宣伝している」と述べた。
アップルニュースは新聞、雑誌、デジタル出版物の記事を収集し、デジタルニュースフィードでキュレーションしている。
アップルは、ファーガソン氏の書簡に関するロイターのコメント要請に即座に回答しなかった。





