米超党派議員団、16日にデンマーク訪問 「主権尊重が重要」
グリーンランドのヌーク空港。1月12日撮影。REUTERS/Marko Djurica
Kanishka Singh
[ワシントン 12日 ロイター] - 超党派の米議員団が今週デンマークを訪問する。トランプ米大統領はデンマーク自治領グリーンランドの領有に意欲を示している。
代表団を率いる民主党のクーンズ上院議員の事務所の12日の発表によると、16日、17日にコペンハーゲンを訪問する。共和党のティリス上院議員、民主党のシャヒーン上院議員とダービン上院議員、下院議員数名が参加する予定。
ティリス氏は「上院の北大西洋条約機構(NATO)オブザーバーグループの共同議長として、議会が結束して同盟国を支援し、デンマークとグリーンランドの主権を尊重することが極めて重要だと考えている」と述べた。
ダービン氏は「(トランプ氏の)グリーンランドに対する継続的な脅威は不必要で、NATOの同盟を弱めるだけだ」と指摘した。
米下院議会では12日、ファイン議員(共和党)がグリーンランド併合・国家承認法案を提出した。法案はトランプ氏にグリーンランド併合の権限を与える内容。一方、民主党のゴメス下院議員は、グリーンランド領有計画に連邦政府資金を使用できなくするグリーンランド主権保護法と呼ばれる対抗法案を計画している。
欧州は危機感を募らせる。欧州連合(EU)欧州委員会のクビリウス委員(防衛・宇宙担当)は12日、デンマークから要請があれば、EUがグリーンランドの安全保障を支援できるとの認識を示した。





